きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

2022年の振り返り【FANTASTICS編】

2021年の9月に出会ってから、2022年は完全にFANTASTICSが自分の主軸だった。FANTASTICS怒涛の2022年、個人的な振り返りをまとめておきたい。

怒涛のライブスケジュール

昨年の10月末から開催されたFANTASTIC VOYAGEツアーの追加公演が1月から2月まで9公演、6月から8月までFAN FAN HOP(以後FFH)ツアーが18公演、11月から12月までFAN FAN STEP(以後FFS)ツアーが23公演、ワンマンのライブツアー公演だけで50公演開催された。そこに7月にJr.EXILEでのBATTLE OF TOKYO*1(以後BOT)で4公演(4日連続)、その他MTVやCDTVなどの対バンイベントへの出演があり、大晦日にもJr.EXILE勢揃いでのLIVE-EXPOがある。リーダー2人はそこにEXILEとして2月から5月までRED PHOENIXツアー18公演(アリーナ)、7月から9月までPOWER OF WISHツアー15公演(ドーム)、12月にPOWER OF WISH X'mas special 4公演(ドーム) の37公演3ツアーがプラスされる。

リーダー以外のメンバーも4月5月はFUN FUN FANTASTICSという番組*2と連動したBACK TO THE MEMORIES2(以後BTTM2)という舞台(演劇+カバー曲パフォーマンス20曲程度)を31公演*3行っており、8月末から10月は八木勇征さん、堀夏喜さんがそれぞれ外部舞台へ出演。FANTASTICSメンバーが誰もステージに立っていない月がなかった。

ファンタのツアーとしては全てホールサイズでのライブで、北海道から鹿児島まで日本全国を飛び回っている。FFHからは半分くらいの会場で昼夜2公演行っている。

ジャニーズでいえばアリーナツアーで1ツアー20公演前後行うことはあるが、そのスケジュールを1年で2回以上やっている。後述するが、個人の演技仕事も数多くこなしているスケジュールのなかで、内容の違う3ツアー。リーダー達については6ツアー。体を動かすこと自体もハードだけれど、頭にぶちこまなきゃいけない情報量が多すぎる。

追う側もツアーが終われば新しいツアーの申し込み、何ならFFSツアーの最中にもう来年のFAN FAN JUMP(以後FFJ)ツアーの申し込みをしている。友人に「今年はファンタいっぱい見に行ってるね」と言われて数えたらワンマンは10公演*4と公演数に対して2割程度しか行っていないので、いっぱい行ってる気はしないから恐ろしい。

やっぱりホールサイズのライブであのパフォーマンスを見られるということは本当にありがたく、行ける限り行きたいと思ってスケジュールを組んだ。日帰り遠征で昼公演を見に行くというのが自分にはちょうど良い遠足で楽しかった。

とにかくそのライブが楽しかった

結局公演数が多かろうとも、楽しいと思えなければ回数行こうとは思わなかったはずで、ライブが楽しいから行っている。

VOYAGEツアーはシンプルでストレートな最高のライブで、FFHは2部構成で後半は佐藤大樹さんが脚本を手掛けたコントとカバー曲という構成で、大不評だったBTTM2のストーリー*5を楽しく上書きしてくれて、FFSは既存曲を大胆にアレンジして楽しませてくれた。2公演やるようになり、公演時間は短くなったが、ケーキは小さめで「もっと食べたい」と思いたい人間にとってはちょうどいいもっと見たい感。

ファンタのライブは近い距離で見たいというよりとにかく全身が見える位置で見たいので、ホールなら2階でも後方列でも楽しい。堀夏喜さんのパフォーマンスは本当に遠くから見てなんぼみたいなところがある。

アリーナやドームと比べて、演出の幅が作れないホールでのライブのなかで、レーザーと照明での場面の作り方がとてもうまいと思う。FFHでの、スタッフにも白いツナギを着てもらい、スタッフによる舞台装置の移動なども演出に見せたことも面白かった。

2023年2月からのFFJツアーでホールツアーは終わり、の流れなので最後のホールツアーをしっかり味わいたい。

BOTも、いろんな意味で思い出深い。BOTでしか見れない楽曲があり、合同イベントでしか見れない絡みがある。

演技仕事もめちゃめちゃ多かった

前述の通り、怒涛の現場スケジュールにも関わらず、「あざとくて何が悪いの?」の中のドラマを含め、2022年は全クールでメンバーがドラマに出続けていた。特に佐藤大樹さんについてはあの怒涛のライブスケジュールをこなしながら、深夜枠とはいえ2022年だけで連続ドラマ3本出演(うちダブル主役2回)。コピーロボット何体あるんだ?去年の11月に放送された「美しい彼」がバズりにバズったことも大きく、MBSの深夜枠がFANTASTICS祭り*6の1年だった。11月から12月においては木曜日の同時間帯にメンバーの出演するドラマが3本*7ある。

そして八木勇征さん、堀夏喜さん、木村慧人さんの3人はハイローザワクロに出演。そこからまた知名度が1段階あがった感じがある。

そして、八木勇征さん、堀夏喜さんのふたりは外部舞台にも出演。八木勇征さん出演の「脳内ポイズンベリー」は漫画原作なのもありキャッチーな内容だけど数人で息を合わせた立ち回りや台詞が多く、ほぼ舞台上に出ずっぱりなのも大変だったと思う。スーツ衣装にメガネというビジュアル含めてとても良かった。最前で拝ませていただいてありがとうございました。

堀夏喜さん出演の「ホームレッスン」は出演者5人のみでゴリゴリに感情をぶつけ合う初めてのストレートプレイにしてかなりヘビーな舞台。出演時間はそこまで多くないものの、舞台の最後のシーンをひとりで担うという大役。とてもいい経験になったことだと思う。とてもいい舞台だった。

そして何より面白かったのが、「The Usual Night いつもの夜」という歴史に残る"フェイクドキュメンタリー"ドラマ。感想文も書いているが、本当にFANTASTICSだから出来たもの。メンバー全員で本人役でリアルとフェイクを混ぜ込んだ演技ができるというのは本当にすごい。ただまぁ一部メンバーにとってはかなり精神的にキツかったと思われる*8ので、第2弾は期待しないことにした。

バラエティー豊かな個人活動も増えている

2022年、個人活動は演技だけでなく、バラエティー豊かに広がった。

中島颯太さんはフジテレビの昼帯番組の「ポップUP!」に金曜日にレギュラー出演。*912月にはFM802とモデルナ社とのプロジェクトのアンバサダー就任、TBS全日本高校女子サッカー選手権の応援リーダーに就任。取ってくる仕事の幅が広すぎる。

澤本夏輝さんは7月からCookpadLiveで「なつキッチン」という番組をもち、毎月料理配信を行っていて12月にはクリスマスにあわせ澤本夏輝プロデュースでトマトソースとチーズケーキのセット商品の販売も行った。

世界さんはセカンドキャリアのひとつの軸と公言してきた声優の仕事を始めた。*10

各々の個性と嗜好性を生かした個人活動は、LDHのひとつの文化とも言える。LDHのコンテンツを見始めて、ケンチさん(日本酒)やTETSUYAさん(コーヒー)のような極め方はやっぱり面白い。色々な文化の入口をメンバー自らが作り、ファンにもその文化に触れられる機会を作れるというのがいいなと思う。

グループ別FC体制に移行

これまでEXILE TRIBE FAMILYとして1つだったFCが、グループ別のFCが新たに発足という大改革があった。会員履歴、会員番号がリセットされると発表され、長くFCに加入していた人たちから大ブーイングがあり*11EXILE TRIBE FAMILYでの会員番号はIDとして加入履歴が残ることになった。

旧FCを更新したばかりのタイミングで新FCが発表されたので、現在は新しいファンタのFCと旧FCの両方に入っている状態。他のグループのFCには加入していないので、他がどういう企画をやっているかわからないが、発足して早々に「今月の忘れ物」として、メンバーの忘れ物を毎月FC会員にプレゼントするというかなりクレイジーな企画を行っている。

ブログはmobile、配信はCLなので、FCは基本的にはチケット先行抽選のためのものではあるんだけど、今現在は旧FCと個別FCが同時のタイミングで先行抽選が行われている。当選確率的にはやっぱり個別FCの方が良さそう。今のところファンタだけを追っていくので精一杯なので、他のグループの枠を増やす予定はない。まじでファンタだけでも追いきれないので……

2022年のリリースについて

2022年のリリースはシングルのみ。シングルは4枚とハイペースでリリースされた。そのなかで個人的に1番好きなのは「サンタモニカ・ロリポップ」。ふたりのボーカルにシティポップ系の楽曲が合う。振り付けも個人的には世界さんの振り付けの最高傑作と思っている。フォーメーションの動かし方、メンバーの前後入れ換えのやり方が面白くて大好き。何よりFANTASTICSのバックステップが大好きなので最高。そして表題曲だけでなく、カップリングも名曲揃いで、特に「Turn to You」はカップリングだったことが本当に勿体ないと思っていて、FANTASTICSのバラードでズバ抜けていい曲。メロディー、歌詞、歌割り、オケのストリングスと全ての完成度が高い。草野華余子さんの作詞作曲で、本当にボーカル2人の歌に対しての解像度も、ドラマの主題歌としての解像度も、どちらも本当に高くて本当にすごい。FANTASTICSとしての勝負曲は絶対草野華余子さんに頼むべきだと思う。

FAN FAN PROJECTとしての楽曲は、亀田誠治さんに楽曲プロデュースをしてもらっているけれど、1作目の「Summer Bike」についてはボーカルに対しての解像度以上に、ダンスパフォーマンスに対してのピントがあってないというか、バッチリの相性とはちょっと思えなかった。*12でも2作目の「Choo Choo TRAIN」についてはそもそも原曲がどんなアレンジをされても揺るがない圧倒的強度がある名曲な上に、生バンドのオケがめちゃめちゃいいのでそこは本当に最高。ベースが踊りまくっている。カップリングの「ギリギリRide it out」はロックに振ってる楽曲なのでこれもわりと仕上がりがよい。特に八木勇征さんのエモーショナルな歌とロックの相性はとてもよい。

2人の歌について

やっぱり2人の歌が好きでFANTASTICSを聞いているのだけれど、本当に2人のバランスが絶妙だなと思う。八木勇征さんはエモーショナルに歌うに長けており、バラードでの歌い上げ、ロックでのグルーヴ感の作り方など、歌でも表情の作り方が非常にうまい。対して中島颯太さんはとにかくリズム感がよく、ライブで歌っていてリズム的な部分でのズレを感じることがないので、パフォーマンスとバチッとハマる気持ち良さがある。その2人のそれぞれの良さを生かしたソロパフォーマンスを見せてくれたのでFFSツアーは最高。キャラクターの違いにしてもしみじみといいバランスだなぁと思う。

パフォーマーについて

やっぱり堀夏喜さんのダンスが好きだ。とにかくステップが好きだ。ダンスにおける凄さ、というものは世界さんにCL配信での話を含めて沢山教えてもらっているし、そりゃもう世界さんのパフォーマンスがものすごいのは分かっていて、その上で、堀夏喜さんのダンスが好きだなということ。全身のバランス、ブレのない体幹、足元の繊細さ、自力で言語化できるほどダンスというものについての教養も見る側としての経験値もないのがもどかしい。「休符の表現が素晴らしい」と表現している人がいて、かなりしっくりきた。あと世界さんは胸で細かいところを刻むけど、堀夏喜さんは足元で刻む人だと思っていて、とにかく足元を見るのが楽しくて、俯瞰から見られる席だと嬉しい。

パフォーマーの表現の違い、得意不得意も1年見ているとだいぶ分かってきて、みんな違ってみんないい。自分のなかでは佐藤大樹さんと瀬口黎弥さん、澤本夏輝さんと木村慧人さん、世界さんと堀夏喜さんの組み合わせでのパフォーマンスがとても好きだ。この1年でかなり木村慧人さんのパフォーマンスは変わってきている気がする。最近かなりパフォーマンスの中での俺を見ろ!のアピール力が強くて目を引くことが多くなった。

Choo Choo TRAIN」のDance Versionは本当にそれぞれの個性が分かりやすくて最高。

グループ初のゴシップ

2022年の出来事としてこれもまた1つ思い出深い。翔太くんの誕生日に記事を出してきて、本当に文春やらFRIDAYやらが「いかにファンと事務所が嫌がるタイミングで記事を出すか」というところをしっかり考えられているんだな、と分かって、本当に嫌な気持ちになった。内容自体は正直好感を持って受け止めてしまったし、知名度があがったという実感が持てた事案だった。

末長く仲良く健康でいてほしい

2022年のまとめにすることでもないのだけど、怒涛のライブや個人活動を振り返って、FANTASTICSとしてのワンマンライブは1公演も中止になっていないということが本当にすごいなと思う。それだけでも本当に偉業。健康であることの大切さは誰よりも分かっている人たちだと思うけども、スケジュールが鬼なので……

そしてやっぱりワチャワチャしてる人たちが好きなんだなーというのが実感でもあり、ファンタのワチャワチャは本当にまぁグダグダでワチャワチャなんだけど、そこにしかないHAPPINESSがあるので…白濱亜嵐さんが「ファンタは同じクラスだったら仲良くならなそうな人たちの集まりなのに仲良くて不思議」と言っていたことがあるのだけど、とてもよく分かる。木村慧人さん中島颯太さんというマンネ2人のパワーがすごいというところもあるけれど、世界さんの誰よりもふざけていく姿勢とかも大きい。そして誰よりも対外的にはしっかりしているのに誰よりもクレイジー佐藤大樹さんの存在も大きい。本当に知れば知るほどヤバイ人ですごい人。

まとめ

ここまで2022年のFANTASTICSについての振り返りを書き連ねてきましたが、いかがでしたでしたか?*13ここまで読む人がいるか分からないけれど、2022年のことだけで、まとめようにもまとめきれない情報量があるということだけは伝わっているといいなと思う。「今年と来年が勝負」と本人たちもよく口にするように、事務所としても売り出ししてくれているし、本人たちが着実に掴んできてる仕事も増えている。あとはヒット曲さえ、というのが1番難しいことだけど、とりあえずこのブレイク前夜感はやっぱり楽しくて楽しくてしょうがない。2023年も楽しませていただきます。

*1:マルチバースでメディアミックスなプロジェクト

*2:huluで配信中

*3:一部メンバーのコロナ感染により10公演中止、元は41公演予定

*4:+BOT4公演+CDTV+大晦日EXPO

*5:堀夏喜の母親が息子と同い年の医大生(八木勇征が1人2役)と恋に落ち、ファンタのメンバーが心配するも結局結婚するに至る、という悪趣味なストーリー。

*6:Lair/佐藤大樹、少年のアビス/堀夏喜、恋と弾丸・飴色パラドックス/木村慧人

*7:「Sister」「飴色パラドックス」「自転車屋さんの高橋くん」

*8:その時期の肌荒れがすごかった

*9:4月から始まったものの12月で番組終了

*10:映画版転スラ、遊戯王

*11:加入歴によって特典があったり、加入歴の長い人しか応募できない抽選などがあった

*12:ライブで非常に盛り上がりにくい

*13:1度は使ってみたかった構文