きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

FANTASTICS初めてのアリーナライブの感想文

FANTASTICS初めてのアリーナライブ、HOP STEP JUMP、4公演が完了。THE FINALとして2公演が追加されたのでまだ全公演が完了したわけではないけれど、一旦感想を書き残しておきたい。

3ツアー69公演を経てのアリーナライブ。アリーナだからセンターステージタイプで組むのかな?と考えていたけれど、実際はエンドステージでセンターに花道とセンターステージのライブ。エンドステージのホールツアーの総まとめなのでエンドステージで当たり前なんだけど。アリーナに展開されるエンドステージのライブを見て、これまで積み重ねてきたライブからくる見せ方が素晴らしく、完全にエンドステージ功者に成長されてらっしゃると思った。細かくて表情豊かなレーザー、照明の演出が広いアリーナで活きる活きる。

アリーナのステージで見るFANTASTICSは、ホールの狭いステージでメンバーがぶつからないように意識しながら踊っているのとは全く違う。広いステージで、各々のスタイルを全開でパフォーマンスするパフォーマーのパワーが100倍増し。これまで当たり前にホールで見てきたけど、始まってすぐに「ファンタにホールって狭すぎだったんじゃん!!!!!」となってしまった。もうホールのパフォーマンスでは絶対満足できない気がするからもう次は絶対アリーナツアーにしてほしい。

何よりアリーナになり、後ろに大きなモニターが設置され、そこではほぼほぼ全曲でしっかりパフォーマンスを映してくれていたことがよかった。それこそがアリーナサイズの醍醐味。メンバーから見える位置にモニターがないにも関わらずみんなカメラアピールが素晴らしい。分かっていたけど、メンバーみんなカメラアピールがうまい。それを活かせるからモニターがある方がいい。

初日はアリーナ後方で、肉眼で全体を見るのは難しかったけど、モニターでしっかりパフォーマンス映してくれていたので満足感は高かった。難点をあげるとすればモニターはやっぱり1秒近く音とズレがあるので世界さんのMPCコーナーでビートにあわせて裏拍でクラップして!と言われたとき(大阪2日目)に、モニターで見てたらこれは無理だ!ってなったくらい。

セットリストとしては、あとで振り替えると「結構攻めたな」と思う。VOYAGEから外れたことがなかった定番曲を外してきたし、バラードをがっつり5曲入れてきた。でもこれまでボーカルのみのパフォーマンスだった曲にパフォーマンスがついて新しい見せ方をしてくれたり、ソロでパフォーマンスをみせてくれたり、新曲をやってくれたり、その濃度は満足度が高いものだった。そして、HOPのOPのボックスを使ったマイムも、DJ世界さん仕切りのカバーコーナーも、しっかりと入れてきた。

とにかくFANTASTICSのエンターテイメントはしっかりと芯が通っている。歌う、踊る、だけではない部分に対して、全員にしっかり強い意思が感じられる。それが好きか嫌いかははっきりと別れると思うけれど、やりたいこと、作りたいエンターテイメントが明確であることはとても良いことだと思う。少なくとも、私にとってはかっこいいパフォーマンスだけで納めないそのエンターテイメント性の高い構成は「実家」であり、大好物!なので本当にありがたいなと思う。80年代90年代のカバーのBTTMという舞台もやっぱり彼らのエンターテイメントのひとつとして大切なもので、その上でライブでのエンターテイメント性の作り方を含めて「FANTASTICSはJ-POPアイコンだ」と確信するライブになった。今LDH内を含め多くのグループが目指しているワールドアイコンではなくJ-POPアイコン。そこがいい。世界を見ていないわけではなくて、世界へアプローチとしてもJ-POPアイコンはひとつの形として力がある。

 

そして、ただ振り幅あるエンターテイメント性を作るだけではなく、土台にあるパフォーマー集団としてのFANTASTICSのプライド。そのプライドをアンコールにがっつりと固めて客席にぶん投げてきてくれたことにシビれた。7人のパフォーマーの魂、あのパフォーマンスが土台にあるからこそ今のエンターテイメントがある。1番泣きそうになったのはやっぱりパフォーマー全員でのDT。7人のパフォーマーの魂を見せつけるDTを経ての新曲Tell meのパフォーマンス。本当に鳥肌がたった。早くテレビでTell meのパフォーマンスを見たい。

 

3公演見ることが出来てありがたいことに、下手アリーナ後方、上手側スタンドセンターステージを正面に見据える位置、上手アリーナ前方といい具合にそれぞれの角度から見ることが出来た。

ホールの客席の近さからくる圧迫感から解放された堀夏喜さんの伸びやかなパフォーマンスは本当に素晴らしく、対人ではなかなか見せてもらえない表情豊かなカメラアピールにマスクのなかで声にならない声をあげていた。本当にありがたい。

 

THE FINALとしての有明アリーナ追加公演。本当にみんな見てーーー!!!!!と言って回りたい。配信もきっとするので。

とりあえずAmazon Prime Videoで2021年から2022年の2月まで行われていたVOYAGEツアーの映像が見られます。まずそこから見て。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0BXY735NT/ref=atv_dp_share_cu_r

そして、きっと次に待っているアリーナツアーではぜひ生バンドを!!!!生バンドを入れてくれ!!!生バンドのパフォーマンスを見せてほしい!!!!