滝沢歌舞伎ZERO The Movieを見た。
久しぶりに、脳みその使ってなかったところをかき混ぜられるような感覚になった。あーーそうか、少年たちもそうだった。舞台という制限がなくなるとこんなにも自由で無茶苦茶なエンターテイメントになるんだよね……って感動してしまった。確かに舞台でも映画でもないエンターテイメントだった。
滝沢歌舞伎ZERO自体が初見*1なので、オープニングからずっと「なんで?」なんだけど、なんで?を蓄積しながらジェットコースターで進み続ける演目。その世界のめまぐるしさは熱にうなされてるときの夢のよう。
細かいところのツッコミは脳内の千鳥*2に任せて、今回見ててSnow manのパフォーマンスとして、特にラウールさんに対して思ったことが、ラウールさんの動きのブレはすごくSnow manにとってエモーショナルな「ゆらぎ」として華を作るなぁということ。
特に「組曲」の演目、前半からもう気力で動いている感じで、他のメンバーと動きのタイミングがズレていたりするんだけど、それはセンターの人だけの動きなのかな?とも見える。そして、ラウールさんは決して最後まで諦めず、終始表情はすごくエモーショナルなもので、「がんばれ…がんばれ…」と熱く見守ってしまう。よくよく見ると通常の楽曲パフォーマンスでも、ラウールさんの動きは独特のクセがある。クセが強いというか、アクが強いというか。それが悪い方向で気になるという人もいるのかもしれないけど、個人的にはすごく「ゆらぎ」として華に感じる。グループとして、岩本さんは揺るぎない硬い芯。その岩本さんの芯から、ラウールさんのエモーショナルなゆらぎまで、9人のパフォーマンスがいいグラデーションになってるんじゃないかなぁと思う。また年月を重ねると変わるのかもしれないけど、今のSnow manの9人のバランス、改めて絶妙だなぁと感動して見ていた。
ちょうど滝沢歌舞伎ZERO 2021も申込んだタイミング。今年こそ生で見られるといいなぁ……と祈りつつ、2021では、お丸に対しての「オェッ」っていう反応をなくしてほしい。惚れる惚れないはいいとしても、あの反応だけはやっぱりもう見たくない。