きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

関ジャニ∞がキミトミタイセカイで見せてくれた世界。

2/7放送の関ジャムを見た。まだCDの特典としてついているDVDは見れていないんですが。

約10ヶ月かけた曲。まさに去年だからできたこと。止まってしまったからこそ、やれることをやれるだけやった。

前作のUPDATEのドキュメンタリーでボイトレをしている姿は見せてくれていたけれど、関ジャムであれほどありのままのレコーディング風景を放送してくれるとは思いもしなかった。CDデビューから15年経ったアイドルが改めてボイトレを行い、これまでのアプローチとは違う楽曲のレコーディングに臨み、うまくいかない姿も地上波にのせる。40前後、30代後半の人間であればどれだけ勇気のいる行為か、同世代だからこそ、その姿を晒すことの恐怖はものすごくわかる。

もちろんまだ生で歌うときにはまだまだ不安定で、大倉さんがサビのあのパートを歌いこなすには時間がかかる。わかっていてあの負荷を逃げずに受け止めたということだけで、本当にすごいなって感動する。本当に、大倉さんがそれを選んだって、数年前なら考えられなくない?って思うくらいにはすごいと感動してる。だからこそ、ずっと向き合って欲しい。リリースの活動期間が終わったらまぁいいや、で終わらせてほしくない。後々、歌うときに雑に歌い上げてほしくない。絶対に余裕を持って歌いこなせるようになってほしい。1年でここまで来たのか、って北山さん*1に言われたくらいすごく変わったくらいだから、歌いこなせるようになる。大倉さんに限らずほとんどのメンバーが不安を感じながら歌っている。曲の世界観として、切実さがあるのはいいことだから、それはそれでいいとも思うけど、グループとして、ファンの前に立つときに、余裕を持ってあの曲を歌えるようになっていたらいいなと思う。それが当たり前になるように、それぞれがボイトレを続けていてくれたら嬉しい。村上さんも、ボイトレをしてくれたら嬉しい。キミトミタイセカイだけのためではなくて、今後の楽曲全てに対しての取組みであって欲しい。新しい関ジャニ∞の音楽の世界の入口であってほしい。

 

しかしまぁ、レコーディングに予算がかかった、MVにも予算を割いた、オリジナルグッズも作った、とはいえ、アートワークはもう少し低予算なりになりにやりようがあったのでは……と思う。16年目にして最高ランクのダサジャケットで感動する。壮大な風景なら壮大な風景だけのが100倍マシでしょう。ASMRの映像ももう少しやりようがあったでしょうが……と笑ってしまった。

 

クロニクルの焼肉回で、ちょっと真面目な話をした際に、村上さんが「時代と変化に追いついていけるグループでありたい」と言ったことに対してもものすごく感動した。村上さんからそう話したことに感動した。やっぱり5人になってからの関ジャニ∞はちゃんと変化という部分を意識しているし、それを実行しようとしている。改めて自分たちの歌を作り直すということも、自分たちの変化をしっかり受け止めて処理する行為。それを隠さないで出すということがこれまでとは大きく異なると思う。

彼らのスタンスが変わっていても、変わったことを世間やメディアが受け取り浸透していくのには時間がかかる。クロニクルで少し話していたことでもあるけど、「求められる像」と「自分たちの今の在り方」にギャップは絶対に出てくる。特にジャニーズでは「変わらないこと」がブランドであり、これまではその安心感が求められていたから。でも関ジャニ∞の場合には、「変わっていくこと」を選択した。だから、これまで以上に大きくギャップが出てくると思うけど、関ジャムとクロニクルという別ベクトルのレギュラー番組を持っているので、それぞれで限りなく今の自分たちの姿を発信できる。それはすごく強いことだなと思う。ただ、ジャニ勉とか、夜ふかしとか、長く続けている番組でのスタンスをどこまで変えていけるのかというのが結構大事な課題だと思う。変えていくと決めたのに、そこでのスタンスを全く変えないというのは、結局今の在り方なんてハリボテじゃないのか、って受け止めたくなるので。すでに夜ふかしでの村上さんのスタンス、少し変わってきたかなぁとも思うけど。

だから、ぬいの件もそう。これからはこれまで通りではなくて、ひとつずつ、少しずつちゃんと進めてほしい。関ジャニ∞を見て、自分もちゃんといろんなことを進めていこうって思えるグループであってほしい。