きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

最初で最後のデビューツアーを配信で9公演やりきったSnow Manさん。

最終日の最後の2公演だけ見ました。チケット確保できていたのも2公演だったので。

4日連続9公演、メインボーカルとして歌いきった渡辺翔太さん凄すぎない?????

っていうのがまぁ1番の感想なんですけど。ほんと、珍しく太字にしちゃうくらいに凄すぎない?っていう。

あの細いからだで、あの運動量であの声量でほぼブレることなく9公演目まで歌いきるって……主に見た目でなべしょのこと好き~とか軽々しく言ってたんですけどね、え、この人凄すぎない?ってなっちゃった……数年前の印象でいうとそこまで歌が圧倒的な印象がなくて、少年たちだとやっぱり歌は京本さんとジェシーっていう感じだったから。最後の言葉として「Snow Manナメんなよ!」って本人も言ってたけど、本当にそのプライドをめちゃめちゃ感じた。プライドと気持ちだけではなくて、もう声帯を維持していく、歌い方をしっかりコントロールする技術を身に付けている。

とにかく全員9公演目、だけでなくその手前の8公演目でもしっかりやりきれていることが本当にすごい。集中力がすごい。やっぱ8公演目くらいってちょっと緊張感も切れがちでヘロヘロになってても当たり前と思っちゃう。ましてやデビューツアーで、こんな大変なスケジュール初めてなわけで、ヘロヘロの状態のステージを見せても、それはそれで初々しさで許されてしまうんだけど、そういうところは絶対見せたくないという気概が凄かった。これが滝沢歌舞伎を引き継いだ者としてのプライドか……って感動した。その意識の高さはラウールさんの最後の挨拶で凄く思った。オーラスでのラウールさん、冒頭から凄いテンションだったから「あぁこれラウールさん配分間違えちゃったのかな、途中でガス欠になるでしょ…」って心配したんだけど、ガス欠にならずにやりきった。17歳だから気持ちが暴走しちゃうよね…みたいな心配したことを恥じねばならぬ。例え圧倒的に若くても彼はSnow Manとしてプライドを持ってステージに立っているんだから、意地でも崩れるようなしないという意思でやりきっていた。圧倒的な華を持ち「スターになる」と明言できるセンター頼もしすぎるね………

本当にステージに立つものとしてのプライドとこれまで培ってきた基礎体力によって安定したパフォーマンスを見せられるというのは圧倒的な強みだと思う。コンサートのギラギラ衣装は重い上に暑い。可動域も制限される。装飾が多ければそれだけ気を付けなければいけない部分も増える。途中ベロアやツイードをベースにした衣装(ランウェイから始めて個人の好みにあわせたデザインって感じでよかったです)も着ていたけれど舘様は革っぽい素材使ってたし(片腕カバー?に3連パール×ジョッキーブーツが似合うのは舘様だけよ…)、最後までギラギラ要素を残した衣装を最後まで着続けたことがすごい。ギラギラさせながら可動域を制限しすぎないように、という衣装を作ってると思うけど、そういう計算をしながら衣装を作ってもらえるのがジャニーズのよさだなぁと再確認した。

ステージの機構という部分で、降りてくる回転ゴンドラ?も花道をムビステにするという使い方も初めて見た。花道ムビステはとても興味深かった。揺れ方が凄かったけど、これからのアリーナサイズのコンサートの可能性を広げるなぁと思う。特効もよかった。強めの火と下からの花火、そして大量の桜。センターだけでなくアリーナ席でも降らしてくれる。あぁ桜まみれになりたかったね、と。そしてもちろん銀テープ。ちゃんと印字の入った銀テープ。計画していた特効も全て使ってくれたんだと思う。特効屋さんにとっても、ちゃんと晴れの舞台を作ってくれた。 

歌の部分でも、なべしょだけでなくみんな本当に安定していて、最後までよく声が出ていた。改めて見るとスノって基本的にみんなうまい。クセが強い歌声の人がおらず、ユニゾンパートのまとまりがいい。そこで活きるなべしょのフェイクなどのポイント。パフォーマンスを見るだけのグループではなくて、ちゃんと聞けるグループという強さを感じた。そして公演を重ねても飛び抜けて安定感をなくしたり、声が出なくなっちゃったりという状態になる人が出なかったことが本当にすごい。

そしてすごく、コンサートらしいコンサートの所作をしてくれていた。自己紹介ラップで煽る時にイヤモニを外すとか、2階にも手を振りながら歌ってくれるとか、そこにはカメラとスタッフしかいないけれど、それでもちゃんとライブのテンションに見えた。本当に阿部ちゃんのファンサは回線越しでも視界をキラキラにしてくれる。

スノ以外の若手の公演を見てないからこれが現在のジャニーズ若手グループの「当たり前」の公演だったらすごいすごい言って申し訳ないなぁと思いつつ、なんか、やっぱりステージにおけるSnow Manの立ち振舞いは本当に強い芯が感じられて美しいな…という感想が強い。あと、目黒くんだと思うけど、「公演中しんどいときにメンバーの顔を見るとエネルギーが回復する」みたいな話、大好きなので………そういうシーンが確かにあったし、ちゃんとメンバーがメンバーの動きを意識してるなぁと思った。

 

デビューツアーは最初で最後。本当にこの機会は二度と取り戻せない。もちろん平常時であれば満員の会場で開催されていた。日本だけでなくアジアでも。考えれば考えるほどつらい。自分が行けなかったことよりも、デビューツアーという機会をファンの前で1公演もやれなかった彼らのことを考えるとつらい。彼らを強く支えてきた側でも、今の彼らの強い力になるほどでもないんだけど、やっぱり次の機会があればコンサートに行きたい。Snow Manの作るコンサートを体感したい。「生きて会おうな!」という佐久間くんの言葉が全てで。お互いに生きて次の機会を迎えよう。それまで、生き抜いていかなきゃね。