SEVENTEENへの理解を深めるために見てほしい動画コンテンツ
人はいつどのようなタイミングで新しい出会いをするかわからない。いつどのようなタイミングでSEVENTEENに惹かれるかわからない。今?なタイミングかもしれないけど、思い立ったのでSEVENTEENについて興味を持ってくれた人に対して、「何を見て何を理解してもらうか」を考えた際に、これを順に見てもらうことが最短で最深の方法と考えられる動画コンテンツを、独断と偏見でまとめてみた。*1
①SEVENTEEN PROJECT
「SEVENTEENって自分たちで曲や振り付けをしているんだって?」という段階の人にはまずセブプロを見てもらおう。いつからかはわからないけど、Prime Videoで配信されているので本当に気軽に見てもらえるのがありがたい。SEVENTEENの楽曲・パフォーマンスの制作風景、ウジさんのすごさ、メンバー同士の信頼関係など、根本的な彼らの姿勢はこれに全て詰まっている。グループとしてデビューを懸けた番組ではあるけれども、メンバーを選ぶようなサバイバル番組ではないので、脱落とかが苦手な人でも見てもらいやすい。若かりしメンバーの無邪気さを感じられること以上に、今も昔も変わらないクリエイティブに対しての姿勢を感じられるので、これを全て見終わる頃には、メンバーに対しても、初期楽曲に対しても解像度が急激に上がると思う。
②13少年漂流記
クリエイティブな面について理解を深めてもらったら、個々のキャラクターと彼らのバラエティー面での爆発力を知ってもらいたいので、デビュー1年目のSEVENTEENが離島で約1週間の自給自足生活をするという黄金伝説的なバラエティー、13少年漂流記を見てほしい。島に行くまででも腹筋が鍛えられるくらい笑えるので、まずは1話見てほしい。しっかりスタイリングされたカムバック活動時とは全く違う、ありのまますぎる姿を見られるし、生活力という意味でも強さを感じられるし、やっぱりメンバー同士の信頼関係も感じられるし、エネルギーがすごい。若い。でも今も変わってない!とも思うので、やっぱり漂流記から見てほしい。
以上の2つが、SEVENTEENの基礎を知る上でマストだと思っているコンテンツ。
デビュー前の練習生時代の姿を収めた動画コンテンツもまだYouTubeに残っているので、より若い頃を見たい人にはSEVENTEEN公式チャンネルの17TVをオススメする。
ここからはSEVENTEENの今を深めるコンテンツ。
③SEVENTEEN : HIT THE ROAD
※再生リストは最終話が1番目に来ているので逆順で再生してください。
2019夏〜2020年にかけて長く行われ、2020年2月からの行程は開催されることなく終わったワールドツアーOde to You。ツアー中の満身創痍のSEVENTEENの映像と、ツアー後の落ち着いた状態でのインタビューをメンバー別にまとめたドキュメンタリー。ドキュメンタリーって作り方によっては裏側の大変なシーンをドラマとして過剰な演出にされてしまうんだけど、HIT THE ROADの作り方は適度に冷静な距離感なのが良い。ステージに立つことができないメンバーが続々と出てしまう、満身創痍の映像は人によっては見るのがつらいかもしれないけれど、インタビューでのメンバーの表情は皆穏やかなので、そんなに構えずに見てほしい。これを見るとSEVENTEENのコンサート映像が、より深く味わえると思う。制作活動をしながら毎年のようにワールドツアーを行ってくれていたことが、どれだけすごいことだったか…
④GOING SEVENTEEN 2020
※再生リストは最終話が1番目に来ているので逆順で再生してください。
バラエティー面でのコンテンツとしてはやっぱりゴセことGOING SEVENTEEN2020。30分の配信コンテンツとして、メンバーも企画を出してきっちり作り込んだ形の番組となったゴセ。2週で終わらせるの勿体ない!って思う企画も沢山あるけど、4週またぎなどにしないからこそ、どこから見始めても見やすくなっている。2週完結ならば、例え2週目から見始めたとしてもすぐ1週目の分を見れる。その意識の高さでここまでのコンテンツ力になったと思っている。本気で議論したり、本気でゲームしてケガしたり、本気で騙したり、本気でバテたり、本気で酒を飲みまくったり、本気で雑誌を作ったり、制作スタッフも取り組むSEVENTEENも本気。基本的に全員参加で作ってくれていることも改めてありがたいと思う。
GOING SEVENTEEN 2021の配信開始は3月からなので、それまでは2020を楽しみましょう。個人的レコメンドはとりあえずBAD CLUEとTTT。
以上、とりあえずまとまって配信されているこの4種だけでも見てもらえれば、SEVENTEENに対しての解像度はFULL HDクラスになるでしょう。FULL HD画質になって、改めてカムバ活動を追ったり、ライブDVDを見たりすると一気に目に入り耳に入る情報量が爆増すると思う。気がつけばとても深いところにいる、はず。
本当はこれも見てほしい!のでおまけとして。
おまけ:SVTクラブ
2018年にMnetで放送されたSVTクラブ。キム・ファンさんを司会に迎え、毎回韓国の若者に馴染みのあるキーワードをテーマに取り上げ、メンバーそれぞれが自分にとってのその言葉は何かを話したり、ロケの映像で見せてくれたりする番組。ファンさんが終始穏やかにコミュニケーションをしてくれることもあり、メンバーも伸び伸びと楽しんでいたように思う。メンバーのパーソナルな価値観を知ることができて、自分の価値観を考える時間にもなるいい番組なので、もっとメンバーについて知りたい!という人にはぜひ。また数年後にSVTクラブやってほしいなぁ…
AbemaTVではオリジナル番組もあるけど、*2定期的にDVD化されているライブ映像を期間限定で配信していたりするのでそちらもチェックしてほしい。
資産運用という沼の淵から。
長年オタクをしていると、ふと自分が今いる沼を冷静に見回すタイミングが来たり、「あれ?なんか、心が動かないな…」となるタイミングがきて、そういう時に「ちょっとお金の使い方を見直してみようかな」とか思うことがある。別にそういうタイミングでなくても、これからのお金の運用をぼんやり考えたりしている人に読んでほしいことを書くので、今、何かに最高に心踊っている人は読まなくていいです。思う存分心踊る時間を楽しんでほしい。その時間で得られる充足感はナニモノにも代えられないので。
そもそもオタ活というのも基本的には「時間とお金の投資」によって心の充足を得る物だと思う。その投資先がいわゆるそれぞれの沼。資産運用というのもひとつの沼だったんだなと興味を持ち始めて改めて実感する。お金そのものを投資して、お金を得るということではあるんだけど、それ以上に興味を持つ世界が広がる感覚がある。
個別株、債券、ファンド、仮想通貨、先物、NISA…など、なんか聞いたことはあってもわからんって思ってこれまで過ごしてきたんですが、少し興味を持ってからプロ(証券会社の人)の話を聞いて見ると一気に解像度が上がる。かつて13人も顔と名前覚えられないと言っていた人間が、興味を持ってしまえばあっさりと13人覚え「SEVENTEENはわかりやすい方だ」などと言ってしまうのとやっぱり同じ。
もし、興味ができたら自分の趣味の楽しみ方を振り返ってみて、自分にあう運用を探してみるといいと思う。
アイドルの話で例えると、規模感は問わずひとつのグループだけを熱心に追いたい*1のか、同系列のグループ(48系、坂道系、あるいは事務所くくり)はみんな応援したい*2のか、いち早く地下アイドルを育てていきたい*3のか、ジャンル全体をザッピングしながら楽しみたい*4のか、今はK-POPが好き*5、など。アイドルという括りでも、ジャニーズも坂道もK-POPも地下アイドルも…みたいな超雑食系の私の場合には、色々な商品を少しずつの「分散投資」が楽しいな、などという自分に向いてる運用が見つかる。
金融商品というものも、結局は企業*6であったり、国*7であったり、モノ自体*8に投資するので、投資先に興味を持つようになると楽しい。それまでとは、ニュースの見え方が変わってくることがある。CDセールスチャートを見ても、興味がなければどの曲も知らんなぁだけど、興味を持っているから「特典商法が」「タイミングが」などの考察になる。同じように、株の値動きの話、企業のプレスリリース、各国の金融政策の話など、興味を持つと急に気になるようになる。2020年はコロナの影響であらゆる金融商材が一時的に一斉に値を下げた。「株価が急落」などの言葉に対し、興味がない時には単純に不安を感じていたけど、今その時の値動きを見ると「一世一代の投資開始チャンスだったんだな」と感じるようになる。多くの商材が底を打ってから反動で一気に跳ね上っているので。知識があるかないかで見え方が違うという当たり前のことを改めて感じられている。
自分の場合は、仕事がいわゆるBtoBビジネスで、色々な業界の企業がお客さんなので、色々な業界に触れるし、その点でも興味が仕事へのモチベーションにもなるなぁと感じている。
証券会社の人と話をすると、リスクのある商品についての契約などの際には必ずリスクの説明をされるし、「この投資は全資産に対してどれぐらいの割合になるか」ということを聞かれた。減る可能性があるわけだから当然のことなんだけど、これまでのオタ活で「この投資は自分の全資産の中でどれくらいの割合か」などということは考えたこともなかった。もちろん、どの沼でも同じことで「どこまで投資するか」などは、人生を左右することで、身も心もその沼に染まればそれなりに身を壊すこともあり得る。その部分の意識は、直接的にお金をお金のために使う資産運用となると実感しやすいんだけど、逆に「経験」や「応援」としての投資に対しての自分のハードルの低さも実感する。同じくらいの感覚で、楽しめる範囲の金額で、リターンに固執しないで楽しめるといいのかなと思っている。自分の場合、どの沼も浅瀬から奥の風景を覗き楽しむのが好きなので、沼の底から水面を見上げる経験はない。でもその分、いろんな沼を浅瀬で楽しんでいるというつもり。
アイドル沼というもので考えた際、ライブに行くこと、グッズを揃えていくこと、応援している人が活躍すること、などによって心の充足などのリターンを求めて投資しているわけで、虚しさが出てくるタイミングは投資に対してのリターンに満足ができなくなったということなんだろう。その時に満足できなくなった投資先を切るか、また長い目で見てリターンに満足できる日が来ることを期待して投資し続けるか、というのがオタ活での葛藤か、などと理解をした。オタ活はいつだって全力だよ!全財産が沼のためのお金だよ!という生き方、本気であれば生活を壊す程の投資はやっぱりどの沼でも怖いこと。あとは期待されるリターンが低いのに投資は全力というのは、運用として考えるとめちゃくちゃ勿体ないよな…と思った。その沼において、自分が何をリターンとして求めているか、にも大きく違いがあるだろうけども、リターンが大きいものに投資したいと考えることは当たり前だ。自分が求めているリターンの要素は何か、を考えるのもいい機会になると思う。
2021年、自分にとって新しい沼がまさかこの沼になるとは…と自分でも思っているけど、手元にある自分のお金を守りながら少しずつ育てていくという目標と共に、少しずつ勉強していこうかなと資産運用の沼の淵をちょっと散歩してみて思っている今日この頃。今年は少しずつ資産運用の話を書こうと思う。
超個人的J-POP楽曲大賞2020
本当にごく僅かの音源しか聞いてないんですが、書いておきたいなぁと思った3つの作品についてだけ。
2020年のマイベスト盤
V.A 「SLENDERIE ideaI」
藤井隆主催のSLENDERIE RECORDのコンピレーションアルバム。TLに流れてきて聞いてドハマりした。めっちゃ聞いた。秋口の切なさに麒麟川島さんの歌声とかめちゃめちゃ染み入った。アルバム全体が本業でないからこその緊張感とか、本業でないからこその本気とか、本業でないからこその探究とか、本業でないからこその純粋さとか、そういう結晶。
JO1の活動を見ていて感じたことだけど、よしもとミュージックっていうレコード会社は、日本の音楽業界である意味の「強さ」を持っている。少なくともバラエティーにおいての露出量、そこでの扱われ方については圧倒的に有利だったと思う。音楽番組についても吉本芸人がMCをしているシブヤノオトとかでは大々的に取り上げてもらえたりしていた。明確な根拠を示すことは出来ないけれど、ジャニーズに対しての忖度、またはジャニーズからの圧力という見えないものを感じずにいられない男性アイドルのテレビ露出において、よしもとというのはまた別のゾーンで強い力のある事務所だということ。吉本興業において音楽事業は(収益配分はわからないけど)メイン事業ではない。だからこそSLENDERIE RECORDも自由にやれる。また2021年も日プ*1をやるらしいし、勢力図を変えてやろうという意気込みを持っててもおかしくないなぁと思う。
2020年のマイベスト笑顔の素
日向坂46 「ひなたざか」
アルバムとしてはけやき坂時代の「走り出す瞬間」の方がいいアルバムだけど、初回盤の特典として収録されてる「けやき坂46ラストライブ」「日向坂46ファーストライブ」*2がやっぱり最高なので…
2020年、毎週のひなあい*3はもちろん、ゴールデンの番組でも毎日のように出演していて大活躍だった。とにかく1度出た番組に2回3回と呼ばれてすぐにズブズブの関係性になるチャンスの掴み方がすごい。グループとしては休養に入ってしまうメンバーも出ているのは確かだけど、休養中も公演でボイスレターの形であったり、影アナだったりで声を聞かせてくれるし、メンバーも話をしてくれる。年単位で離れていた影ちゃんもそうだけど、ちゃんと戻ってこれる場所であるという安心感がある。演出次第ではひんやりとしてしまうドキュメンタリー映画で好きを深められたのもすごいことだと思う。
2021年も私にとっての笑顔の素であってほしい。
とりあえず年末に3週に渡って放送されたひなあいのアンガ田中ドッキリは2020年最高のバラエティーでした。
2020年のマイホーム(本現場)
東京パフォーマンスドール「20BEATS 20TALES」
新生東京パフォーマンスドールは結成当初からROAD TO 2020って掲げて活動してきたグループ。元々の東京パフォーマンスドール結成から30周年イヤーでもあるということで、6月には先代と一緒にイベントを開催する予定だった。12月にずれ込んで開催されたけど、その前に発売されたのがこちらのアルバム。(導入が長い)
先代TPDの音源たちと、現TPDの音源を20曲ノンストップミックスで作ったアルバム。トータル30年の歴史があるグループっていうのも面白い話で、このアルバムだって面白いことをしてしていて、90年代の音楽のリバイバルブームにものれたらいいハズではあるけど全く話題にはならないんですが…まぁ懐かしくてもいい曲とかじゃなければウケないのは確かです。ノンストップの繋ぎ結構ムムムだし…。とはいえ、20曲めに収録されたTALESという新曲がめちゃんこいいのでそれだけでも聞いてほしい。歌割りの良さとかはファンにしか伝わらないエモさではあるんだけど、いい曲。
2020年は東京パフォーマンスドールのシブゲキ公演から始まり、東京パフォーマンスドールのシブゲキでの東京号泣教室収録で終わった。自分が女性アイドルで応援し初めて6年目というのは最長で、やっぱり自分にとってはTPDの現場で、シブゲキという会場がホームなんだよなぁ…と実感している。
ウェブや雑誌の美容系コンテンツでは、もはや2020年1番売れてるモデルといっても過言じゃない上西星来さんの活躍があっても、グループとしての知名度はあがることもなく活動7年目。それでもメンバーはずっとかわいくてキレイで楽しそうにライブをしてくれるからそれだけでありがたいんだよな…という気持ちにもなる。とはいえ、正直もうこの2年くらいは「きれいな形での幕下ろし」を願っている。とにかくきれいに終わってほしい。やっぱりアイドルとしての時間がきれいな青春の時間であってほしくて、その人にとっての人生の全てになってしまうのは怖い。だからその人の青春として楽しめる時間内で、きれいな形で終わってほしい。
今のところ圧倒的に坂道寄りのヲタクではあるんだけど、2021年はハロプロがAppleMusicにきたらハロヲタ回帰する可能性もゼロではないなーなんて思う大晦日。2020年お疲れ様でした。