きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

資産運用という沼の淵から。

長年オタクをしていると、ふと自分が今いる沼を冷静に見回すタイミングが来たり、「あれ?なんか、心が動かないな…」となるタイミングがきて、そういう時に「ちょっとお金の使い方を見直してみようかな」とか思うことがある。別にそういうタイミングでなくても、これからのお金の運用をぼんやり考えたりしている人に読んでほしいことを書くので、今、何かに最高に心踊っている人は読まなくていいです。思う存分心踊る時間を楽しんでほしい。その時間で得られる充足感はナニモノにも代えられないので。

 

そもそもオタ活というのも基本的には「時間とお金の投資」によって心の充足を得る物だと思う。その投資先がいわゆるそれぞれの沼。資産運用というのもひとつの沼だったんだなと興味を持ち始めて改めて実感する。お金そのものを投資して、お金を得るということではあるんだけど、それ以上に興味を持つ世界が広がる感覚がある。

個別株、債券、ファンド、仮想通貨、先物、NISA…など、なんか聞いたことはあってもわからんって思ってこれまで過ごしてきたんですが、少し興味を持ってからプロ(証券会社の人)の話を聞いて見ると一気に解像度が上がる。かつて13人も顔と名前覚えられないと言っていた人間が、興味を持ってしまえばあっさりと13人覚え「SEVENTEENはわかりやすい方だ」などと言ってしまうのとやっぱり同じ。

もし、興味ができたら自分の趣味の楽しみ方を振り返ってみて、自分にあう運用を探してみるといいと思う。

アイドルの話で例えると、規模感は問わずひとつのグループだけを熱心に追いたい*1のか、同系列のグループ(48系、坂道系、あるいは事務所くくり)はみんな応援したい*2のか、いち早く地下アイドルを育てていきたい*3のか、ジャンル全体をザッピングしながら楽しみたい*4のか、今はK-POPが好き*5、など。アイドルという括りでも、ジャニーズも坂道もK-POPも地下アイドルも…みたいな超雑食系の私の場合には、色々な商品を少しずつの「分散投資」が楽しいな、などという自分に向いてる運用が見つかる。

金融商品というものも、結局は企業*6であったり、国*7であったり、モノ自体*8に投資するので、投資先に興味を持つようになると楽しい。それまでとは、ニュースの見え方が変わってくることがある。CDセールスチャートを見ても、興味がなければどの曲も知らんなぁだけど、興味を持っているから「特典商法が」「タイミングが」などの考察になる。同じように、株の値動きの話、企業のプレスリリース、各国の金融政策の話など、興味を持つと急に気になるようになる。2020年はコロナの影響であらゆる金融商材が一時的に一斉に値を下げた。「株価が急落」などの言葉に対し、興味がない時には単純に不安を感じていたけど、今その時の値動きを見ると「一世一代の投資開始チャンスだったんだな」と感じるようになる。多くの商材が底を打ってから反動で一気に跳ね上っているので。知識があるかないかで見え方が違うという当たり前のことを改めて感じられている。

自分の場合は、仕事がいわゆるBtoBビジネスで、色々な業界の企業がお客さんなので、色々な業界に触れるし、その点でも興味が仕事へのモチベーションにもなるなぁと感じている。

 

証券会社の人と話をすると、リスクのある商品についての契約などの際には必ずリスクの説明をされるし、「この投資は全資産に対してどれぐらいの割合になるか」ということを聞かれた。減る可能性があるわけだから当然のことなんだけど、これまでのオタ活で「この投資は自分の全資産の中でどれくらいの割合か」などということは考えたこともなかった。もちろん、どの沼でも同じことで「どこまで投資するか」などは、人生を左右することで、身も心もその沼に染まればそれなりに身を壊すこともあり得る。その部分の意識は、直接的にお金をお金のために使う資産運用となると実感しやすいんだけど、逆に「経験」や「応援」としての投資に対しての自分のハードルの低さも実感する。同じくらいの感覚で、楽しめる範囲の金額で、リターンに固執しないで楽しめるといいのかなと思っている。自分の場合、どの沼も浅瀬から奥の風景を覗き楽しむのが好きなので、沼の底から水面を見上げる経験はない。でもその分、いろんな沼を浅瀬で楽しんでいるというつもり。

アイドル沼というもので考えた際、ライブに行くこと、グッズを揃えていくこと、応援している人が活躍すること、などによって心の充足などのリターンを求めて投資しているわけで、虚しさが出てくるタイミングは投資に対してのリターンに満足ができなくなったということなんだろう。その時に満足できなくなった投資先を切るか、また長い目で見てリターンに満足できる日が来ることを期待して投資し続けるか、というのがオタ活での葛藤か、などと理解をした。オタ活はいつだって全力だよ!全財産が沼のためのお金だよ!という生き方、本気であれば生活を壊す程の投資はやっぱりどの沼でも怖いこと。あとは期待されるリターンが低いのに投資は全力というのは、運用として考えるとめちゃくちゃ勿体ないよな…と思った。その沼において、自分が何をリターンとして求めているか、にも大きく違いがあるだろうけども、リターンが大きいものに投資したいと考えることは当たり前だ。自分が求めているリターンの要素は何か、を考えるのもいい機会になると思う。

 

2021年、自分にとって新しい沼がまさかこの沼になるとは…と自分でも思っているけど、手元にある自分のお金を守りながら少しずつ育てていくという目標と共に、少しずつ勉強していこうかなと資産運用の沼の淵をちょっと散歩してみて思っている今日この頃。今年は少しずつ資産運用の話を書こうと思う。

*1:好きな企業の個別株を大事に育てるの向き

*2:東証一部の大手グループ企業の株向き

*3:マザーズ上場株の成り上がりを楽しむの向き

*4:業界縛りのファンド向き

*5:海外株、海外ファンド向き

*6:

*7:債券

*8:貴金属や先物