初めてSexy Zoneのコンサートを見に行きました。
前評判がすごくよくて、期待しちゃうぞ???って行ってみたら期待以上すぎて感動しています、という散漫な感想文です。
とにかくかっこよかった。かっこよく今の自分達を演出するということに特化していたと思う。個々の世界観を生かして。
とにかく5人が5人ともずーーーっと5人の世界。パフォーマンスにとてもクセが強い。全員ちがうクセの強さで、でもケンカしてないからすごい。ここは○○のターンというときはスッとクセを抑えるパフォーマンスにもなる。5人とも見たいって気持ちにすごくなる。5つの個性がひとつになって、とてつもない輝きになっていて、本当に美しかった。
でもとにかく聡ちゃんがすごかった。
本当にずっと弾むように踊り、表情だけでなく全身からステージを楽しんでいるのが溢れていて、基本的にはずっとかわいい!!!だったのにソロになったら途端に色気を溢れさせる。こわい。こわいくらいにアイドルとして磨きがかかっていて、これからこの輝きはどうなっちゃうの…
楽曲としても、ウェルセクくらいからの大人の路線が無理なくハマっていて、ちょっとJAZZ寄りな楽曲はみんなの歌のクセをうまく生かせる方向なのかなぁって思ったり。とはいえ、過去の名曲たちの強さは揺るがないものなので、Lady ダイヤモンドとか聞きながら「ダイヤモンドがつくタイトルは名曲しかない」という持論を噛み締めていました。*1
個人的にはLove Confusion大好きおばさんなので、マルチアングル今すぐください!と思ったらモニター5分割してくれて、嬉しかったんだけどあれは椅子まで含めて映してくれなきゃ意味がないんだ…ってなっていました。
めっちゃかっこいいステージとボケるときの「めんどくさいボケ方」「めんどくさいボケを指摘しながらのめんどくさいボケ」「天然」「異空間」「真っ正面からのツッコミ」っていう感じもほんとクセだらけでしんどい。MCも本当に面白かった…ネタっぽいコーナーからのかっこい演出の緩急もとてもよかった。
セットはシンプルだけど、ネオンの感じはかわいくて、大階段の使い方が宝塚ぽさもあってよかった。階段でそれぞれメンバーがポップアップとか、そこでメンバーがステージからハケるというのは実は初めて見た気がする。
デビューから数年のセクゾコンでは、個々のメンバーの話とか、ケンティー語録、Jrのレポは沢山あったけど、あんまり評判としてコンサート全体がいいって話を見たことがない印象があった。なんせみんな若かったし、グループとして3と2な時期とかもあったし、本人たちにとっても「やりたいこと」と「やれること・やっていいと許されること」には解離があったかもしれない。
セクガルという距離感で彼らを見ていないから思うことだと思うんだけど、彼らにとって3と2だった時期はとても大事な時期だったと思う。その間に聡ちゃんはめちゃめちゃ自分を磨く努力をしたんだろうなとcolorful eyezですごく思ったから。マリたんも沢山努力してると思うし、何より変声期に無理をしなかったことはとても大きな意味がある気もする。そして、個々のサマパラによって、演出力を磨いて今がある。そして、離れて活動する時間によって彼らのグループに対しての思いがすごく強くなっていて、本当にSexy Zoneの5人がSexy Zoneを好きだというのが伝わる時間だった。
グループとしての活動は?ってなることも多いと思うけど、それらがとても彼らの力になったんだなぁって横浜アリーナで見ていて思った。
なんだかとても、今の彼らには横浜アリーナが狭く感じながら見ていました。きっと、もっとやりたい演出はたくさんあるはず。もっともっと大きな会場で、もっともっと沢山彼らの魅せたいものを最高の演出で見せてほしい。
そして、東京ドームのセンターステージで踊る松島聡を見たい。
これからのSexy Zoneが、本当に楽しみです!
*1:東京パフォーマンスドールの「ダイヤモンドは傷つかない」もSEVENTEENの「Shining Diamond」も名曲です。