きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

Director's Cutという名のエンドロールが2018年のはじまり。

初恋を覚えた少年の新鮮で爽やかな心情を表現したAdore Uでデビューをして以降、一貫して少年の心の成長を描いてきたSEVENTEENのタイトル曲は、Don't wanna Cryで初めて別れのつらさを歌い、そのつらさを乗り越えてCLAPで華やかなひとつのエンディングを迎え2017年を閉じた。

2018年のはじまりはDirector's Cutと銘打たれたスペシャルアルバムのタイトル曲ではThanksというタイトル通り沢山の感謝を歌う。セルフプロデュースアイドルならではのDirectorという視点となる。これまでのひとりの少年の成長を描いてきた裏の、SEVENTEEN自身の苦悩、葛藤、孤独、沢山の努力とを描き、支えてくれるファンと周囲のスタッフたちへの感謝をエンドロールとしてまとめた曲と言えるだろう。

明るい時間も夜も室内でひたすら練習と作り込みを行い、悲しみとも苦しみとも違う表情で鏡と向き合い、そして、扉の先の次の舞台へと走り出す。第1章を走り抜け、SEVENTEENは新世界へと進む。


SEVENTEEN「SEVENTEEN Special Album 'Director's Cut' - EP」をApple Musicで

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なんて、レビューっぽく書いてみる遊びをしつつ。

個人的には、スペシャルアルバムというポジションだからこの曲をタイトルにしたと理解しているけど、正直にいえば少し現状に対して不安が強いのかなと感じてしまった。

ファンの反応をダイレクトに受け止めなくちゃいけないのがセルフプロデュースの痛みであって、ファンという存在が大切だからこそ大きな壁になる。

ファンへの感謝を、ファンが喜ぶことを、それはそれで凄く嬉しいけど、凄く嬉しいけど、もっと大きな外の世界を向いてほしい気持ちもすごくある。

でも、まだまだ、セブチは変わっている最中で、むしろずっと変わり続ける可変を選んだアイドルだからこそ、今回の1幕のエンドロールとしてのコマプダも悪くない。次が楽しみだな、と思う。

セルフプロデュースを続けるうえで「自分たちでやれることをやれる範囲で徹底していく」というやり方と「自分たちの意向をちゃんと汲んでくれる人と組んで仕事を広げていく」という選択が必要になる。セブチが後者を選んだと思われることが個人的には嬉しい。

胸を張って次の世界へ行こう。