SEVENTEENさんのワールドツアーにおける日本公演について思ったいくつかのこと
10月6日にSEVENTEENさんの初めてのワールドツアーが終わりました。
ソウルの野外で豪雨に始まるも、ホシくんが腸炎で欠席という公演があったり、客席から物が投げ込まれる公演*1もあったけど、中止になる公演もなく全て開催されて終わってよかった。
自分はさいたま2公演に追加して、台湾での公演へ行きました。
10年以上ぶりに海外へ!っていうチャンスをもらえて本当に感謝しています。その辺については、また別で書きたい。本当に台湾大好きになりました。
ソウル、さいたま、香港、台湾の4ヵ国参加した友達に「海外で見るとそれはまた全然違う」と言われていて、単純に距離感の話だと思ってたんだけど、本当に違う姿があっていろいろ感じることがありました。
台湾でのSEVENTEENさんは本当に伸び伸びとはしゃいでいて、いい意味でゆるゆるとしていた。チャイナのふたりはたまに通訳を兼ねていて特に誇らしそうでもあった。
本当に来てくれて嬉しいという歓迎の感情が溢れている客席をニコニコと眺めている姿が印象的です。
あぁきっとジャニーズでいう、収録のない地方アリーナ公演なんだな、という感じでした。ジャニーズでアリーナ公演の遠征したことないから実感ではない。*2
そこで気づけたのは、日本での公演は、SEVENTEENにとって、とても緊張感があるものであるということ。
当たり前なんだけど、デビューもしてない国で、本国より桁ひとつ多いキャパシティの会場で3時間の長さで2公演やるって本当にめちゃめちゃプレッシャーが大きい。ソウル3公演の総括的なセットリストで、なおかつ、日本語詞で歌う曲を増やしていることも大変だったと思う。
デビューをこれからするのか、しないまま続けるのかはわからないけど、何にせよ「日本市場での価値を判断される時期」の公演であることは間違いない。
だから、本当に彼らにとっては楽しいよりも緊張感の方が強いものだと思う。
でも、その緊張感を背負ってステージを作り、公演を出来るということが彼らのすごいところであり、その姿は本当にかっこいい。
彼らのライブを2回連続でWOWOWさんのチームが収録して放送してくれるということは、それだけの価値があると判断してくれているからだと思うし、どのグループでも出来ることではない。
今後の日本公演も、WOWOWさんが撮ってくれることを祈りたい。そういうライブをきっとしてくれる。
あと、見る側の気持ちとして、日本に来てくれることは当たり前のように受け止めてしまう部分があるんだけど、台湾へ行った時に「SEVENTEENが台湾に来てくれて本当に嬉しい。他の国からSEVENTEENを見に台湾に来てくれて嬉しい。」というような歓迎の空気であったことがすごくなんか純粋にグッときてしまった。台湾なんて特に日常生活での物価がとても安い。そんな中でチケットは日本円換算で安い席でも10000円以上。日本の物価に置き換えるなら3万円以上の金額のチケットになると思う。半分くらいが海外からの客であったとしても、それでも台湾の子達ももちろんたくさん台湾全土から来ていたわけで、すごいことだ…と思ってしまった。日本の興行の価格の手軽さは世界的に見るとめちゃめちゃ特殊かもしれないということも新鮮な発見。
日本で沢山いろんなライブを見てきて、こんなに純粋な感情で溢れてる客席って体感がない。初心に戻る感覚があったりもしました。本当にいい経験。
とにもかくにも、本当にいろんな意味で新鮮で本当に楽しかった。いい経験だった。
まだ韓国で見たことがないので、韓国で見たい。完全なるホームでの姿を見たい。韓国行きたい。*3
で、ワールドツアー終わったらもうすぐカムバックですよ。
カムバックに向けて、絶賛新しい展開が公開中です。どんだけ仕込んでんだよ2017年…ってゾクゾクしますね。いやいや、楽しみです。