きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

防弾少年団 WINGS TOUR さいたまスーパーアリーナに行ってきた話

2ヶ月も経ってしまったけど、やっぱり残しておきたい話だけ書かせてください。

 

直前に友達のアツいプレゼンでグループとしての歩みとか、メンバーのプロフィールとかを最低限教わり、ステージサイド席というメインステージから近いけど正面から演出を体感することは出来ない席という枠の席で見させてもらいました。なので、書き残すのは演出ではないところの話。ソロステージの話。

 

ジャニーズのライブでもソロのステージはその人個人の今やりたいことが表現される時間なので好きなんですけど、バンタンさんの場合は個々の動線がとても印象的だったんですね。

まず印象的だったひとりがSUGAさん。パフォーマンスに意外性みたいなものはなかったんだけど、メインステージに並ぶ弦楽隊の奥からゆっくりピアノと共にせり上がってくる貫禄。そしてメインステージでパフォーマンスして、ピアノに戻りピアノと共にステージからゆっくりハケるという、戻るということが印象的だったんです。自分の場所・自分の原点・自分の表現に対しての自信とこだわりが強いんだろうなぁって感じたんですね。きっと、作業室で自分の思う表現を作り続けるためにステージに立つ人なのかなって感じで。そういう場所をくれるからこのグループが好き、みたいな。

RMさんの動線。せり上がりだったか、歩いてステージに来たかは忘れてしまったけど、ステージに現れる高い階段をゆっくり上がっていく姿が印象的。全体のパフォーマンスとしても、すごく「革命を目指す活動家」という印象がしました。*1彼のなかに明確に目指すべき世界があって、それはひとりで作るものではなくてたくさんの人と作っていく世界。それを人に伝えていく、若い人の意識を変えて共に世界を変えていきたい人。まだ彼自身も成長を目指していて、高いところへ向かって歩いていくその姿がしっくりきすぎていた感じです。

そして、そのRMさんと入れ違いで出てくるテテちゃん。これがまたイイ演出。2人を繋ぐ電話ボックスが高いところであることがいい。RMさんとテテちゃんは、もって生まれた才能が正反対でお互いがお互いになり得ない存在感であるからその二人が繋がりをもった世界で描かれるのがいいですよね。本当にテテちゃんという人はただ立っているだけでも圧倒的な存在感で、素ではない状態でステージに佇んでいるときのオーラは本当にすごい。その佇いが人間ではないのでは?と思わせるからこそ高いところからの登場がものすごい説得力だった。そして、下界へ降りてくるという動線がとても似合う。

で、個人的に誰よりもインパクトがあったのはJ-HOPEさんなんです。友達からは「1番ほっこり出来ます!」って言われていたけど、全然ほっこり出来なかった。センターステージに登場してそこでダンサーとニコニコと踊っている姿は確かにとてもHAPPYでほっこりだった。会場を暖かい空気にしてから、花道を渡りメインステージへ向かう辺りで空気がスッと変わる。無音のなか花道でゆっくりと会場を見渡す。広い会場で、ステージにひとりで立ち、無音の間合いをとれる人は宗教家だ。会場の注目を自分の存在だけに集め、会場の熱高めることができる自信がなくては出来ない行為だから。*2明るく暖かいステージからのスーパー教祖タイムを挟みスタンドマイクで歌う姿に、「すごいセミナーだ」と感じてしまった。心を開かせてからたっぷり間合いをとって歌う言葉は心への浸透度が段違いになる。そんな印象を受けたので、自分のなかでのバンタンのラスボスはJ-HOPEさんになりました。

センターステージで舞い踊るジミンちゃん、メインステージの真ん中で回りながら歌うジョングクさんはイメージ通りで、与えられた己の役割をしっかりとこなす人という印象です。

で、いい曲を丁寧に歌ってくれて終わったあとに拍手した覚えのあるジンさんの動線を全く覚えてなくて友達に確認したら「ジンさん自身は全く動いてないです!セットが上下しただけで!」と言われて笑ってしまった。確かにメインステージの奥、シュガさんの出入りと同じところであがったりさがったりしていた。自分は動かずセットが動くというスタイルが省エネのイメージ通りで笑ってしまう。とはいえ、立っているだけで画になるワールドワイドハンサムだから。本当になんか異常にワールドワイドハンサムに説得力があった。彼のステージでのスタンスは本当に面白かった。圧を出すメンバーのなかでひとりニュートラルな空気感。わりと序盤でメンバー(たしかテテちゃん)が後ろを向いてジンさんと向き合うタイミングで変顔したりしていたし、曲中のブレイクポイントでキメではなく完全に脱力するし、面白かった。この人がいるからメンバーが感情的になりすぎずにいられるのかな?とか感じたりしました。

 

そんな感じで、メンバーについていろいろ考察しながら見ていました。あ、ジョングクさんの内腿、素晴らしいです。

 

あと、印象的なのはペンライトの使い方。操作やるならこうやれ!!!のお手本でした。操作によって演出の一分になるのが気持ちよかった!ジャニーズとKポのペンライトの差についても書きたい。セブチコンのことも書きたい。書きたい。インプットにアウトプットが追い付かないまま年を越しそうです。

*1:ライブの1週間前くらいに「蜘蛛女のキス」見たせいでしょ

*2:ジャニーズでいうと渋谷さん桐山さんの間合い。中丸さんは無音時に名前を呼ばれるの嫌がるからまた少し違う。