終末へのステップとしての思い出のカタマリ。
いずこねこ/nostalgie el (2nd onemanDVD 「猫と煙と赤いカーテン」in ...
2013年11月4日のいずこねこ2ndワンマンライブを収めたDVDが発売されます。
正しくは今日からタワーレコード店頭に並んでいます。
1000枚しかプレスされていません。あるだけ、です。
本当に素敵なライブだったし、1日がすごく充実して、すごく楽しかった。
11/10の生誕に向けて仕込んでいたいずこねこキャップを配り始める日だったので、大量のキャップを持って新宿へ向かい、麺処hachiさんでいずこねこラーメン2を食べて、店内でもキャップの受け渡しをして移動してから時間をつぶして、キネマ倶楽部の店頭でまたキャップを配って。
それ以前から、2ndワンマン当日の飼い主からのフラワースタンドをデザインから発注等々のお役目を仰せつかっていたので、10月末はボード作りに勤しんだりしていて。
もちろんひとりでやっていたわけじゃなくて、みんなでキャップを配る以外にも、ライブのアンコール時のサプライズとして赤のサイリウムを配布していて。
なんか、こういう企画に自分が参加する事自体が初めてだったし、大事なワンマンや生誕だし、すごく思い出深い。
行き始めたのなんて1月末からで、本当に新参が参加していいのかちょっと悩んだりもしたけど、勝手を知らない新参にもいろいろ過去のこととか教えてくれて、任せてもらえてありがたかった。
そんな、個人的な思い入れはライブの最中はなんでもなくて。
本当に生バンドでSEが始まった瞬間からもう、その世界が本当に素晴らしかった。
公開されている1曲だけを見ても、改めて意味分からんくらいのフルバンドだし、茉里ちゃんのパフォーマンスは本当にフロア全員を受け止めてよりパワーを増しているし、最高さしかない。
パッケージとして残してもらえたことはすごく嬉しい。
それと同時に、これがいずこねことして最後のリリースであるという事実。
多分、サクライさんの中での目標のひとつがここだったんだと思う。
茉里ちゃんと共にステージに立ち、フルバンドでワンマンライブをする。
本当に楽しそうにステージに立っていたし、終わった後にねぎらう関係者に抱きついている姿も見た。
成功した満足感とともに、先が見えなくなったのかもしれない。
茉里ちゃん自身は、ここと大阪でのワンマンからもっと大きなステージに立つ自分の姿が思い描けるようになったんだと思う。
もっと、いずこねことして大きなステージにいきたいって。
ただこれ以降、彼のメンタルは下降線を辿っていった。
結果的に、このライブが臨界点になった。
だからこそ、ここに立ち会えてよかった。
もう、本当に数えるしか現場はない。
わりと淡々と過ごしてはいるんだけど、1つ現場が終わるたびに「ここも最後」だっていう気持ちが後から波としてくる。
ライブは熱を増していて、本当に楽しい。だからあとから波がくる。
たくさん書いてきた手紙を、ここ1ヶ月くらいは書けていない。
このさみしさをぶつけたいとは思わないし、次も見ていきたいということは何度だって書いてきたから。
DVDの感想は本人には伝えない。見ないって言ってたし。
でもきっと、8/31には手紙を書く。
たくさんの感謝と、これからへの期待をこめて。
Amazonでも買えるってさ。買って損はないと思う。よ。