きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

そして、光輝くSHINeeでした。

どう言葉にしても、多分つらい気持ちの人にはつらいとなってしまうから、配慮なく書きます。

 

とても興味深いから行かせてもらったというのが正直なところでした。ステージに立つという選択をしたなら、それを見たいという気持ち。

仕事で開演後の駆け込みだったので冒頭の冒頭は見れていないけど1曲目の終わりには席に辿り着けて見ることができました。

当たり前だけど去年見たSHINeeの東京ドームとは全く違う温度感で進むコンサート。メンバーの歌声とペンライトの波と静かな嗚咽に包まれる感覚。映像で5人でのパフォーマンスが流れながらパフォーマンスする4人。5人の歌声を聞いてくださいとメンバーのいないステージにはジョンヒョンさんへのメッセージが流れる。

冒頭の時間、わたしは先日COEXで行った、追悼のフロアを思い出していました。静かに悲しみと愛が溢れてる空間。もっと感情的な場になるのかな…と思ってたんですよね。そうじゃなくて、とても静かな空間だった。

 

そこから10分くらいはまるで本編終わりのアンコール待ちのようにSEが流れ、ペンライトが輝いているだけの時間がありました。段々と音量があがり、盛り上げるようなSEになる。

そこから再びはじまるSHINeeのコンサート。去年見たSHINeeのステージはここからだった。なるほど…となりました。

冒頭の時間は追悼の時間。足りない声の、姿の悲しみと向き合いながらステージに立つメンバーと、思う存分泣く時間。そして、少し心が落ち着くまで時間を置いてくれて、それからSHINeeのコンサートという構成だった。

 

そこからのコンサートは本当にかっこよく、明るく、セットはシンプルながら演出もさすがのSHINeeだった。SHINeeのムビステ使いは本当に大胆ですごい。メインとバクステにムビステが配置され、メインのムビステは動きながらムビステの中で高低差を出す。1番かっこよかったのはメインとバクステに2人ずつ立ち、東京ドームのセンターに2つのステージが向かっていく演出。その時の衣装が、本当に4人の個性にあわせたそれぞれのスタイリングで、本当に本当にかっこよかった…最後のLuciferのかっこよさに大興奮して終わる本編。あぁかっこいい!!!楽しい!!!ってニコニコしている。つい1時間前には悲しみを共有する空間だったのに。

コンサートとして切り替えて出てきたメンバーの表情とパフォーマンスに、プロフェッショナル…とたじろいたのもつかの間で、普通にコンサートとして楽しい時間を作ってくれる。

アンコールはまた嗚咽に包まれることになるんだけど、少なくとも本編では間違いなく大多数の人が楽しいと感じる時間を作ってくれた。

 

すごく、すごく、嫌な気持ちになるひともいるかもしれないけど、きっと彼らはステージに立つことを選択すると思ってあのタイミングを選んだのかなと思ってしまった。

とてもつらい選択だけど、決まっている予定を破棄することはしない。どれだけつらくても、待っている人がいる限りステージに立つことを選ぶ。準備とかは本当につらいことの方が多かったかもしれない。でも、このタイミングを逃したらきっとステージに立つことがとても怖くなっただろうと思う。悲しい気持ちも、楽しい気持ちも共有したことで、少しずつでも前を向けるようになったと感じる人が多くいると思う。そして、それはメンバーも同じかもしれない。このタイミングがなければ、もうステージに立つSHINeeが見られなかったかもしれない。

そんなこと考えられてなかったとしたら、巡り合わせというか、そういう運命だったということか…。

もちろん、答えのない推測でしかない。でもそう感じてしまった。

 

ミノさんが「誰よりも強いと思ってました。強くて守れると。でも間違ってました。これからは、みなさんを頼って、もっと身近な存在になります。」と話していたことがすごく印象に残っています。

今はきっと、たくさんの後悔と戦っている。誰一人として自分を責めてほしくないなと思う。難しい話だけど。

 

見終わってから、誘ってくれた友と少し普段はあまりしない話をした。お互いに共通した別れの思い出もあるけれど、当時の受け止め方は全然ちがう。でも、その別れがあって今があるのは確か。

ここであまり死生感について語る気はないけど、たまにそういう話をするということも有意義だと思うんですね。

改めて、自分自身もどう生きているのか、どう生きていくのかを考える機会をもらったという意味でも、あの空間を体感できてよかった。

すごく、抽象的な表現をすれば光と宇宙。宇宙に包まれたとても強い4つの光。

でも、二度と体感したくはないよ。

SEVENTEENの選んだ日本デビューという世界

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去年と同じ日程にて行われた横浜アリーナの2日間。

今回はツアーの初日としての、2日間。

私は去年の横アリは映像でしか見れてないけど、去年とはきっとステージに立つ心持ちは全然違ったと思う。

発表についてはとりあえずおいといて、ライブとしての話。

円形のセンターステージで、対角線上に少し花道があるステージ構成。360度上から下から見られる逃げ場のないステージ。

やっぱりSEVENTEENの強みは360度どこから見ても見劣りしないフォーメーションだと思う。もちろん正面が1番いいんだけど、サイドから見る厚みだったり、後ろから見る細かい調整や振り返ったりする振り付けの醍醐味。13人いるという強み。

個人的には、本当に横から見るSEVENTEENが大好きなんです。本当に縦の使い方がすごいんだ…マンセとか、マンセとか、マンセとか。ミンギュが後ろにいることも多いので後ろからも大好きです。

細かいことはすっ飛ばしていうと、本当にコンサートとしてめちゃめちゃ構成がよかった。冒頭ブロックのかっこよさに演出をしっかりのせてくれていてよかったし、VCRも限りなく短くて、ユニットのパフォーマンスのステージの使い方もとても理想的だった。

個人的な思い入れでヒポチのステージが本当に、本当に…っていう。

leanonmeってTwitterのアカウントに入れるくらい기대という曲*1が好きで、でもこの曲はもうライブとかで披露されることはないだろうと思ってたんですよね。その曲を!日本語で!歌うとか!聞いてない!ってまぁイントロでパニックになり日本語に気づいてパニックになり目の前にミンギュがいることに気づくまでにかなりかかるという。あぁまじか…って曲終わりに泣いちゃいそうになったところでそのまま流れてきたイントロが表情管理でまた絶叫しました。1度生で見たい楽曲1位こと表情管理*2。本当にイントロから神だよね…今回はウジさんが出てくるとかはなくヒポチだけで歌いきる形。これはこれでアツイ。そして燃え尽きかけたところでパフォチなんですがまさかのJAMJAM*3ですよ。え、わたしここで命を落とすのかな???くらいの畳み掛け。聞けると思ってなかった曲の応酬。ここのブロックまじで個人的に死んでもいいブロックすぎるので書き残させてくれ。

全体を見ていて思ったことは、やっぱり去年のたまアリは、彼らには少しプレッシャーがキツかったんだろうなということと、もう今のSEVENTEENは横アリが日本のホームのような場所になってるということ。単コンでもMAMAでもパフォーマンスをしているから、今回のパフォーマンスは本当に余裕が感じられるものだった。Director's cutからの曲は1曲だけというのもあると思うけど、やっぱり会場に対しての気構える感じがないのは確かで、みんな伸び伸びとしていたように感じました。ひとつひとつ経験して自分達のものにしていく感じが見られてグッとくる。

 

のびのびとしていた姿が印象的だったからこそ、2日目にAbemaTVの生放送でステージに出てきた時の全員の緊張感溢れる表情に胸がギューッとする感じ。


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「ぼくたちの夢についてきてくれますか?SEVENTEENSEVENTEENらしく、日本デビューします」という日本語での報告。すんちょりの表情。そしてそのあとにメンバーそれぞれの感想。日本語での挨拶でもなく丁寧に丁寧に、韓国語で言葉を選んで話してくれていたと思います。ここに至るまでにどれだけ考えてどれだけ悩んだのか、どれだけの覚悟か、ほんの数分でも伝わりすぎてしまって泣きそうになりました。

何だかんだと言われることのある事務所だけど、少なくともSEVENTEENにおいて決して誠意のないことをしてきているように感じることはなくて、それはメンバーによる部分もすごく大きいのかもしれないけど、SEVENTEENらしくという選択をさせてくれたことは本当にすごいことだと思う。

これから、そりゃ心ない扱いを日本のメディアで受けることもあるだろうし、本国ペンの熱意が落ちる可能性もあるだろうし、でも、そういうことだとわかった上で選んだ選択を応援したい、楽しみたいと素直に感じました。

「日本用の曲をメインに、ミニアルバムで、PLEDISからリリース」という、この規模のファンを抱えてこの選択をしたことが、本当に興味深いです。新しい道を作ってほしい。

だからこそ、東京ドームでSEVENTEENが見たいと思った。そして、SHINeeの東京ドーム公演を見てほしいと思った。ステージに立つSHINeeを応援する人たちで埋まるあの大きな空間。遠くまで届く熱。大きな大きな一体感。空の状態の東京ドームではなくて、コンサートをやっている状態の東京ドームを体感してほしい。空の状態を先に見ると多分ステージに立つのが怖くなると思う。たまアリでの彼らの緊張感は、空のあの大きな空間を先に体感したからだと思ってる。先に満杯の会場を体感しておいてほしい!

今回ちょうど日本にいるし…と思っているけど、もちろん無理なら仕方ない。でも1度、東京ドームのコンサートを体感してほしい。そして、そこに立つ自分達を思い描いてほしい。

 

将来的に、SEVENTEENに対して「俺のとは違うなァ」*4と感じるタイミングがくることもあると思う。ただ、自分は音楽性や外見の変化そのものより、誠意が感じられなくなること、グループとしてひとつでないと感じなくなることで興味がスっと引いてしまうタイプなので、そんな日が来なきゃいいなと本当に思う。

セブプロでの「グループがひとつになってないと、すぐヒトのものになっちゃうよ」とダンスの先生に言われていたあのシーンを改めて深く噛み締めたりしています。

世界的にジャイアントキリングを進めるBTSに続いて、日本の音楽業界の慣習に風穴をあけるSEVENTEENとなることを期待したい。

そんなプレッシャーをファンがかけることもどうかなと思う自分もいるけど、それくらいの覚悟を感じる動き出しです。

そして、だからこそ自分達に向けて가대歌いあってほしいなぁとも思う。本当に支え合えるのはメンバーだけだから。

 

改めて今回の横アリ、고맙다という第一幕のエンドロール、体感できてよかった。

2018年、すでに想像つかないぞーーーー

*1:https://youtu.be/P5VNhRnHQ1Q

*2:https://youtu.be/Imfa4arqUmA

*3:https://youtu.be/yKw8ud345S8

*4:臨場ネタが多くの人に通じないことはわかっているんですけど、ドラマ臨場が好きすぎるので許してほしい。主人公が自分の見解と違う時にいうセリフです

リューンという舞台に立つ3人が本当に素晴らしかった。

もう、本当にタイトルが結論ですけど。

まだ、東京公演しか終わってないので、ネタバレしたくない方は読まないでほしい。

ただ、藤原丈一郎さんと大橋和也さんと浜崎香帆さんの3人の若い可能性溢れる姿に、ひたすら胸を打たれたというだけの話ではあるんですけど。

 

当方、西寄りのジャニヲタ兼TPDのヲタクです。

本当に、本当に、本当に、素晴らしかった…

TPDをベースにいうと、ウォーリーさんの演出による舞台は、デビュー前にPLAY×LIVE「1×0」という舞台とライブによって構成されているステージを5つのエピソードで公演していて、それがTPDというグループのパフォーマンスの全ての基礎体力を作ったと言えるもの。リアルタイムで見れていないですが、そのウォーリーさんの演出のミュージカルにメンバーが再び立っていることがすごく嬉しいことです。オープニングからもう本当にウォーリーさんの演出だーーーってなるし、そこに現れるエルカという役を纏った浜崎さんは本当にきらきらしていて、堂々としていて、本当にかわいかった。出てきた瞬間にパッと花が咲くような明るさ、無邪気さと筋の通った正義感で、浜崎さんの性格そのもののようなエルカという役。普段のアイドルとしての姿も見てるから、あまりにそのエルカとして歌い踊り演技している姿が素敵で、たくましくて、かっこよくて、ほぼほぼ浜崎さんに泣いてた。

 

丈ちゃんについては、寝盗られとかも評判よかったし、座長感あるよねーと思ってたけど、大橋くんが本当に大変な役どころを本当に全力でぶつかって消化していて、ハスキーなのに強い歌声がすごく届いてきて、あぁすごい子だ…って改めて。東京楽日の気迫は本当にすごかった。

丈ちゃんの演じるリューン・フローの自分を傷つけてでも人を守り正義感を貫く姿も、彼自身の感じにきっと似てるんだろうなぁと思って見てました。真面目で、仲間思いすぎて損するくらい仲間思い。強く見開かれた目の目力と、全身を本当に酷使する演技に、溢れる責任感とかいろいろ感じてしまった。

すごく、劇中の3人のバランスが素敵で、3人が3人でいろんなことをするシーン、滅びの剣をもったリューン・ダイと対峙しなくちゃいけないシーン、どれも3人の姿が素敵だった…

初めて見た回は昼にアンダンテ*1見て一度号泣して涙腺がユルユルだったのもあって、首もとまでびちょびちょにして号泣しました…2回目は最後のエルカの歌でやっぱり泣いてしまって東京楽日だったからその感情でカーテンコールまでだいぶ泣く結果。

だってさぁ、大橋くんが挨拶出だしから号泣してるんだもん。笑うし、泣くわ!

「本当に楽しくて…本当に楽しくて…最後じゃないけど2週間皆に会えないのが淋しくて…」って泣きながら挨拶してて、さっきまで激重い役どころを演じてたのに、それは反則よ…

泣きながら言葉がふわふわしてる大橋くんに「通訳するか?」っていう丈ちゃんも本当に丈ちゃんだし。素敵な座長でした。

 

と、本当に3人についても感動していたんだけど、やっぱり舞台を主戦上にしている俳優さん方の歌声がすごすぎて…悪役の方の歌声とか、最後列でもビリビリくるくらいの響き方ですごかった…

というか何より曲がよかったなぁ…曲でグッときちゃって泣いちゃうんだ…

投影を多用するウォーリーさんの演出なんだけど、歌詞を分解させて風に乗らせるところが好きだった。あと、アップダウンさせる装置としての照明使いが好きだったなぁ…あとは龍や鶏とか。人間による表現と、投影による表現のバランスが絶妙ですね。浜崎さんも龍の目を担当してたりして、エルカ以外の場面も沢山の役を担っていてまた感動してしまう…

 

TPDはCUBEという事務所とソニーミュージックとの共同プロジェクトという認識なんだけど、所属事務所がCUBEであることは正直とても安心感があります。こんな誠意ある舞台を作り続けている事務所であるなら、TPDのその先に、本人が望むならばこの世界で生きることも出来るだろうと思うので。

もし、もし、浜崎香帆さんに興味を持ってもらえたら、これから、TPDとしての新曲のリリースイベントありますので…直接感想を伝えてもらえたら、きっと本当にエルカのように弾ける笑顔で喜んでくれると思うので、機会があれば…本当に本当に本当にいい子なので…本当に本当に本当にいい子なので…

今個人的にはグループに対していろんな気持ちがありまして、デリケートなフワッとしたものがいろいろある気がするけど、それを含めて、とてもいい舞台に出ていることが本当に希望だなぁと思います。*2

 

3人のこれからに、とても大きな意味をもつ舞台になったんじゃないかなぁと思います。自分にとっても、本当に素敵な舞台を見られたことは人生にとって大きかったな…と思うくらい好きです。まだ、静岡、久留米、大阪があります。

最後の大阪での姿を見たいな…と思ってしまいますが、見れた2回を噛み締めて過ごします。

*1:これについても今度書きます。愛しかない。

*2:オブラートに包みすぎていろいろアレですけどデリケートなアレコレはデリケートなアレコレだからアレなんですけど、ずっとTPDのメンバーが大好きです。