きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

ドラマ売りのメリットデメリット<デメリットについて>

効果が高いドラマ売りだけど、やっぱり弊害はあると思ってる。

 

個人的に1番大きいのは事実≠史実になること。

運営側が公式に出すグループのドラマには、事実とどうしても差異が出る。

人間の記憶なんてものはそもそもすごく曖昧だけど、強い執着のある人にとっては何年経っても鮮明に思い出せるものだったりもする。

歴史の当事者が違和感を感じるものが出てしまう。

だけど、公式が謳う歴史が正しい歴史となってしまうので、古参として歴史の場面に居合わせていた人たちは、教科書で知った歴史を正解とする新規からすると間違った認識をしている人になってしまう。

古参新規の隔たりをより深めてしまうと思うんですよね。

どうしても運営側の目線が正しい歴史として史実になってしまう。

ヲタクから見たドラマはステージを見上げるものだったとして、運営から見せるドラマはきっとステージの上から見回したもの。

同じ景色を見ていたとしても、違う立場のものは、違うドラマだ。

私は元来自分の中でドラマを作っていくのが好きな方なので、目線を変えられてしまうと違和感が出来てしまうだろう。

歴史を運営側が公式に作るということは、作り上げてきたヲタクのドラマに水をさす可能性が大いにあるということ。

もちろん、違う目線を加えることでより厚みのあるドラマにもなり得るけど。

 

あとは、ドラマを知らないと輪に入っていけない空気が生まれること。

でんぱに関してはこれが結構あったと思う。

ツアーで独白的な時間を設けたりしたのも、すごく効果的だったんだろうけど、そういうのを求めてなくて、単純にアガるライブを求めて行った人にはどう見えたんだろうなぁって。

あの辺りでDDでたまにライブ行く程度という人は一歩引いてしまったように思う。

 

こう書いてて、そんなにデメリットでもない?と気付いた。

古参切り、ドルヲタDD切り、ミーハー層の獲得、専ヲタ化を進めるにはドラマ売りの損失なんて、損失ではないのかもしれない。

 

でも、ミーハー層は日本の経済を支える層。支える層であり、振り回す層。

彼らの投資は瞬間的に過剰になって、供給が行き渡るようになると一気に投資をやめてしまう。

周囲よりも早く新しいイケテルものを手に入れて手放したい。

供給バランスを維持するのは非常にシビアなもの。

彼らにとっての「流行りモノ」ではなくて「定番」になれるかどうか。

「流行りモノ」でいいならば、規模を縮小していくタイミングが大事。

その辺は、どこを目指してるかっていうことなんだけども。

見失うと飲み込まれちゃうからこわい。

 

長く続いているエンターテイメント、ミーハー層との付き合い方がそれぞれだから、これもまた興味深いなぁ。