きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

公式ツアーで台湾で関ジャニ∞を見てきた話。

めちゃめちゃ楽しかった!

以上の感想がないと言えばないのですが、オフィシャルツアーに参加したわたしと、オフィシャルツアーじゃなく行った友達がいるので、その辺のことを含めて公式ツアーでいくことについてとか書きます。

 

去年のちょうど10月頭に初めて台湾へ行きました。SEVENTEENのワールドツアーで。初めての海外遠征。普通に海外旅行自体10年以上ぶり。そこからあっという間に今年は3回ほど韓国へ行きました。そんなタイミングだったので台湾公演が発表された時点で前のめりで行きまーす!って感じでした。

自力で行く場合、飛行機はLCCが基本なので早く抑えたい。だからまず「オフィシャルツアーか自力で行くか」は早く決めないといけない。私の場合は、母も行くという時点でやっぱりLCCとかゲストハウスとかは無理だろうし…3連休で普通に飛行機高い時期だし、ということでオフィシャルツアーを選択しました。行けるなら三連休で無理なく完結する21日(土)昼発、23日(月)昼帰りのコースを選択し、その希望で取れました。2公演見るというコースがないのが意外だったけど、オフィシャルツアーで参加しつつ2公演見るために21日午前中には台湾に着くコースを選択する人が多かったのかも、というのは現地ホテルで少し聞いた話。

友達は去年のセブチでチケッティング経験済みだし、オフィシャルツアーの2泊じゃ足りないしで4泊5日で自己手配での参戦。

個人的には韓国勢がモリモリ21日22日に台湾でファンミやらコンサートを開催する*1ことに早く気づいてたら早く台湾入りしたのに………という感じなんですが、とはいえ体力的に無理ないスケジュールでよかったという気持ちのが大きいです。友達は台湾に行ってから公演前日にRed Velvetのチケットを取って21日はRed Velvetを見てからクラブイベントを朝まで楽しんでいました。上級者の楽しみ方ですね。

 

出発空港とざっくりとした発着時間枠のコースはあるもののホテルも飛行機の便も不明のまま9月を迎え、東京ドーム公演期間の最中にホテル・便の情報、週末にホテルの詳細・しおりなどが届く形でした。先行通販のグッズは出発1週前に届きました。グッズの先行通販は本当にありがたかった。去年のセブチでも昼の時点で無理!っていう列だったし、やっぱり海外公演は持ってくる量に限界があるのですぐ売り切れるので…

 

海外のチケッティングは基本的にブロックで値段も違うし、取る段階で本当に席を抑える感じなのでどうなるのかと思ったら、オフィシャルツアーが「当日朝にチケットをお渡しします」でアナログデジチケおみくじスタイル。ホテル到着時の説明で「もう席は決まっています。引き換えタイミングで変わることはないので、早くから並んだりしなくて大丈夫です」と言われました。引き換え券はジャニーズチケットなのに、いざ渡されたチケットがシンプルなTix craftのチケットそのままなのもわりと衝撃的でした。台湾公演だとムビチケみたいなカードタイプのチケットとかもあるので、せっかくならそっちがよかったなぁとか思います。現地チケッティングで確実に見えそうな席を一旦確保しつつ、オフィシャルでのチケットで席次第で片方を放出という人もいたのかなという印象ではありますが、それで交渉成立するほど現地でチケットないけど見たいという人がいたのかは謎です。

 

体感として、アリーナの前方は9割8分オフィシャルツアーで抑えられていた席で、アリーナ全体もほぼオフィシャルツアーなんじゃないかなぁ…という感じがしました。自分がアリーナの前方にいたので、北京語での挨拶へのリアクションは自分も含め理解した上でのリアクションはなかったです。あとはスタンド前方にもオフィシャルの人、或いは自分でもチケットを抑えて保険をかけてスタンド席を選んだ人が多くいたのかなという感じがします。物理的距離感は、外周にきたときのスタンド席前方がきっと1番近いだろうなぁって感じだったので、初日を見てそっちを選んだ人もいたんだろうなぁと思います。

友達は現地の台北アリーナでライブを見たことがあるお友達のオススメのスタンドのブロック前方をチケッティング第2段(最初のチケッティングの後に入金がなかったりで開放された席)で確保していました。結果的にそのゾーンに大倉さんが突っ込んでいくというエキサイティングシートでした。

台北アリーナのサイズ感は基本的には横アリくらいで、スタンド席は高め。スタンド席とほぼ水平の高さで作られた外周は2m以上の高さで新鮮だった、というか外周があるアリーナのコンサートが初めてかもしれない。

ステージ正面スタンドが3階くらいまであるんですが、めちゃめちゃ高くてビビりました。たまアリ400Lvより高いくらいのスタンドがあります。せっかくだから上までのぼればよかったんですけど、かなりの勾配だろうと思います。サイドの高いところのスタンドは解放してなかったと記憶していますが、間違ってたら申し訳ない。

 

コンサートは、ツアーと同じOPのVCRから始まるけど、アイドルパートから始まる構成でした。出てきて気づくメンバーの近さ。近っ!!!ってなりますね。特効の少ない横アリ公演もステージと客席の距離感は近いんだけど、台北アリーナはステージの奥行きがない形で、基本的にメンバーの立ち位置がすごく手間でした。多分ドームのムビステよりも奥行きないくらい。最前列でもないのにかつてない臨場感…で、このステージの奥行きがないということにより、バンドの際の大倉さんがめちゃめちゃ近い距離感で見れたというのが個人的に1番インパクトがありました。

あと、ジャニーズはやっぱいいなぁと思えるのはやっぱりステージの背景全面を使った大きなモニターでずっとメンバーを映していてくれるところ。スタンドから見ても表情が伝わるって大きいと思うんだなぁ。

 

I to Uをやってくれたり象をやってくれたりとちょっとずつスペシャルになっていて、トランプマンのコーナーは3つの中国語の字面を見てかっこいいセリフを選べ、という企画に。「1000年に1人のバカです」を選ぶ大倉さん。本人もしっくり来てたけど、そうだね、しっくりだね。

 

コンサート全体として、通訳さんなしで基本的にはMCもフルフル日本語で、という進行だったのが驚いたけど、普通にそういうもんなのかな…セブチを見るときは日本でも台湾でも通訳さんが入っているし、日本でのSHINeeさんとかは自分たちがほぼ日本語でMCをしているので、通訳さんがいらない感じなんですが。錦戸さんの迫真の台湾ギャグ「こんばんは金城武です」もウケもせず台湾の方には普通に「あれ?間違えて覚えた?」って思われるというスベり方だったのも、通訳さんいたらドッカンドッカンだったのでは……みたいな気持ちもありました。一応MCとかは皆いつもよりゆっくり喋ってたと思います。

 

とにもかくにもメンバーが楽しそうだったなーと思います。とくに横山さん。

ズッコケ男道が横山さんメインの曲となって、ツアー始まってすぐはプレッシャーやら何やらあったと思うんですけど、台湾の時はひとりでセンターステージに駆け出してピョンピョンしながら歌ってました。本当に楽しそうだった。その姿をメインステージから見守るメンバーの表情がまたすごくよくて、あぁいいなぁってしみじみしてしました。こうやって横山さんは歌への恐怖心を乗り越えていくんだろうし、きっとあっという間に成長していくんだろうなぁと思います。いつまでもJrみたいに成長を見守れるのが横山担の醍醐味みたいなことを身近な横山担に言われました。

パンぱんだは海外でも圧倒的にウケる曲だな…を実感したり。あれをやれる30代半ばの青年というのがやはり奇跡…丸ちゃんも髭なくなってかわいかった。横山さんが37歳であることが、台湾の人にどれくらい伝わっているのか…あの白くてモチモチしてトゥルトゥルしてるお兄さん37歳だよ!!!最年長だよ!!!って北京語喋れたら伝えたかった。自分の席の周囲は「100も承知だわ」の人しかいなかったけど……

 

ダブルアンコールは曲はなしで、肉声で「ありがとうございました!」だけで終了。開演前終演後のアナウンスも日本語メインだったな…

 

もちろん規制退場という概念もなく、終演後は一斉に外へ。

基本的に穏やかな台湾の方も、このときばかりはタクシー価格をふっかけてきたりするようなので、今後台湾行かれる際はお気をつけください。基本的にはタクシー初乗り安いし最高ですけどね。わたしは今回はタクシー移動しかしていませんでした。地下鉄も本数多いし、バスも多いし、台北は大都会なので公共交通機関は充実してます。

 

公演の時に感じたのは、ここまでくるファンはそれなりに濃い欲求をもってるんだな…ということで、あぁジャニーズのアリーナ公演ってこうだったよね…みたいなうっすらとしたヒリつきを感じて、関ジャニ∞でもやっぱりそういう層がいるよね、と感動してしまったりしました。普段ドームだと客層は幅広いしノリがカジュアルな体感なので。その上自分がK-POP見始めたら海外公演に行くことも国内遠征と同じカジュアルなノリになってしまっていたので、自分のノリがこの場においては少数なのか…と不思議な気持ちになったりしてみました。確かに2年前だったらめちゃめちゃ勇気が必要だったな…と思って不思議だったし、とても見事な巡り合わせだなぁと思いました。

 

異国の公演で、ここまで来てくれる日本のファンがいること、台湾で初めてのライブを台湾在住・或いは近圏の国から見に来ようと来てくれた人がいること、どちらも彼らにとって大きなインパクトになるのかな。インパクトになるといいな。

関ジャニ∞はある意味で演出面でたくさんの装置がなくてもバンドセットがあれば一応公演が出来るグループというのは海外展開を考えるとすごく有利かもしれない。いつでも喜んで飛びます!シンガポールとか!香港とか!よろしくお願いいたします!

 

以下は本当に個人的な話です。

母と海外旅行なんて行く日がくるなんて思ってもいなかったんですね。母が海外へ行ったのは父の生前に1度だけ。そのときは現地のお金も自分で持つことはなく、ひたすら父の行くところへついていっただけだったという感想で、いろんなことがあって、楽しい思い出ではなくて。でも最近は国内でお友だちと旅行へ行くことも増えて、去年から私が海外へ行くようになったから、という経緯があったからこそ行けたと思うし、楽しい思い出で海外旅行を上書きできて本当に嬉しいんです。「次も行くぞー」って帰り際に言ってたし、それもすごく嬉しかった。

いくつになっても、いろんなことへの嫌悪感や恐怖心を、楽しい思い出で上書きさせてもらえるということは、本当にありがたいなと思います。私と母の関係だって、関ジャニ∞がなかったらずっと悪いままだったかもしれないし。自分にとっては、担当って感覚ではないけど、それでもやっぱり関ジャニ∞に感謝してもしきれないな…みたいなことをセンチメンタルに思ったりした台湾でした。

 

ジャニーズの海外公演が、これから増えていくのかはわからないけど、オリンピックに向けて沢山の会場が使えなくなることを考えると海外へ行く可能性はある気がします。

高かろうともオフィシャルツアーで行くのが間違いないのは確かです。日本人のスタッフによるツアーデスクがホテルに作られますし、現地空港からホテル、ホテルから会場への送迎もつきます。オリジナルのアメニティも充実していました。今回の台湾も、個人的には申し込み段階からあり得ないくらい高い!って気はしなかったんですよね。そりゃLCCとゲストハウスで行けば安いんですが、連休は普通に飛行機高いので、LCCじゃない飛行機、それなりのホテルで連休に旅行する+コンサートと思えばそんなに高くないです。今後もやるとしたらきっと連休で、連休内で往復可能なプランがあるだろうと思います。その辺のスケジュール作りはやっぱりジャニーズが最強すぎるな…と思います。

ただ、海外公演の自力手配が不可能ということは基本的にないというのも事実なので。各国には代行業者もいますし。*2最悪現地入りしてからの手配でも複数枚手配から手放す人のチケットを確保できるくらいじゃないかなと思いますが、もちろん自己手配は全て自己責任です。ただ、ライブ以外にもいろいろ観光もしたい!もっと長く滞在したい!とか安く!と思ったら自力手配でも充分楽しい時間を過ごせます。と、一丁前にこんなこと書いてますが、自力で韓国公演のチケットも手配できたことない奴です。自力で掴んだ席で見るコンサートを1度体感したいです。とはいえ、よーいドンで先着ではなくて、一定の日数の間に申し込んでおけば抽選してくれる日本のシステムはありがたいなとも思っています。

 

全く〆らしい〆が見つからないんですが、2018年の秋の関ジャニ∞、東京ドーム公演を含めて、本当に1公演1公演振り幅がすごかったんだけど、どれも楽しかったなーーが本当に1番の感想です。来年も楽しみだなぁって素直に思ってます。

*1:VIXX LR、Red velvet、iKON、SF9、A.C.E

*2:もちろんトラブルもあります。安全か見極めて選ばなきゃいけないけど。