きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

キムミンギュというひとについて思っているいくつかのこと。

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いくつかのこと、なんて書きながら整理した文章書けないので思うままに書きますね。

わたしが好きなったのは2017年のSAY THE NAMEコン後です。

小瀧担になった結果、「小瀧っぽい」という言葉に釣られてホイホイ漁ってホイホイとハマりました。

最初プレゼンを受けたときに「グループで1番背の高い大型犬のイケメンで料理家事が得意でドジっ子要素があって左利きです。」と言われて、いろいろ漁ってたら動きがおかしかったり足首グニっとさせて立ってたり、なるほど好きですね!ってなったんですけど、見れば見るほどつかめない…が深まっていって今に至っています。

ある程度ファンとしていろんなものを過去に遡って摂取してみた印象としては「本業以外の才能に溢れすぎ」でした。宿舎での各種家事から漂流先では魚はもちろん鶏を捌きフライドチキンを作りイケメン主婦キャラでありながら、初めて見たコンサート映像*1ではメンバーからむちゃぶりで歌わされて高音が出ないことをいじられて*2、歌おうとしたらファンに笑われたりしていたから。昔の動画を見ているとダンスは運動神経で踊ってるんだろうなぁと感じる動きでした。

元々全く芸能界に興味ないサッカー少年で、スカウトされてオーディションに行って国歌歌ってダンスは手拍子したり…のレベルで合格した人。ビジュアルを見込んでの採用。そこからただ、運動神経と頭の良さでパフォーマンスをこなしていったのかなぁと思います。

基本的に、デビュー後についてもミンギュ氏には歌にもラップにもダンスにも好きだ!という強い情熱はないと思っていました。だからどういう気持ちでステージに立っているのかなぁと考えてたんですけど、多分単純に出来ないからやめるということが嫌なのかなぁというところと、あとはスポットライトを浴びること、沢山の人からキャーと言われることは楽しいのかな。でもきっと、他のメンバーよりSEVENTEENとしてのステージに執着はないんじゃないかと思っていました。

写真集でのインタビューでは元々時計とかの解体癖があったと話していて、それを見てサイコパスの素養じゃないか…と思ったんですが、ミンギュの場合、興味は建造物や道具であって形のあるものにしか向かなかった。DIYに対しての考え方が、自分にも作れるはずだという謎の絶対的な自信が根本にあって面白い。スカウトをされた頃の話、「その時ちょうど中2病まっさかりの、中学2年生の時だったんです。僕がしょっちゅう問題を起こすから、お母さんが教会で祈っていたそうです。「私たちの息子が、何でも良いので趣味をひとつ持って、もう私を悩ませないでほしい」と。」*3という話もあるので、それなりにヤンチャだったのかなと思うし、ミンギュの中2病の方向性がどういうものだったのかその辺も興味深いんですけど、エピソードがでてこないですよね…

キムミンギュという人について、自分のなかでは限りなく共感性がない人だと認識をしていました。限りなく共感性が高くて繊細なメンバーのなかでひとり圧倒的に共感性がない。チョンウォヌ氏も共感性がないと思ってたんですけど、共感性がないんじゃなくて、分かった上での振る舞いかなーと途中で思いました。*4

ミンギュはそもそもあまり人の感情に興味がないというか、明確に形ある誰かが作ったものしか興味がないのかなと思うことが多くて、自分の感情についても興味がないんじゃないかとか思ったりして。だから、他のメンバーが少し踏み込んだ話をするようなインタビューについても、踏み込んだ心の話になったことがない。だから、トラウマという曲を作る上で向き合ってみても、何がトラウマなのかわからない、うまく言葉にすることができないとなったんじゃないかなと。目の前にある物の仕組みについて、たくさん考えることがあっても、鏡の中の自分が本当に何を感じているかなんて考えたこともなかった、ということでも個人的には驚かない。

トラウマという曲と向き合って、考えて考えて作った歌詞はボツになり、結果的にメロディーを担当することになる。前に書いた横アリで笑われた経験は、自覚がなくてもトラウマになっててもおかしくないと思う。これまでメロディーを担当するところはひとつひとつ確認しながら音を置いていくような歌い方だったけど、そんな歌い方ではできないトラウマのメロディー。でも、それをちゃんと歌って、ちゃんとパフォーマンスして、それがミンギュにとってひとつ大きな自信になったんじゃないかなと思ったりしています。もちろん、ハードなカムバ期にジャングルに行ったり、ワールドツアー中にタイでドラマに出演してみたりというソロでの仕事をこなせたことも、大きな自信になったと思う。

パクスから、本当にパフォーマンスが違うんだ…これまでとは全然違う表現が出来る人になったと思います。本当に、MAMAを見ていて、自分にスポットが当たらないときもこんなに表現をしているなんて…って感じたんですけど、CARAT LANDで見たトラウマは本当に緊張なんて微塵もなくて、本当に色気しかないパフォーマンスだった…あぁこの人にはもうステージに怖いものないぞ…って。もう歌もひとつの表現として、自分の歌を掴んだキムミンギュに怖いものなんてない。余裕があって自信があって、本当にかっこいい…キラキラしていて…キラキラしていて…

それがわりと「卒業を決めたアイドルの清々しさ」に見えてしまって、変な覚悟を決めてしまったりしました。元々ミンギュはきっと他のメンバーよりもセブチという場所に対しての執着がなくて、もっと他に興味を持って、もっと何か成し遂げたいものを見つけたら次の場所へ行く人だろうなぁって見ていることもあって、あぁ別の何かを見つけてしまったのかな…なんて思ったりして、このミンギュへの気持ちを誕生日まで温めておくことすら後悔しそうだな…と思って、CARATLANDを見終わってから「ブログを書かなきゃ…」となったので書いてるんですが、Twitterでミンギュが3日の昼に語ったこととして流れてきた言葉がとてもとても興味深かった。

僕がまだ「愛」という単語の感情をちゃんと感じたことがないと思うんです、たぶん。どんな感情なのかわからない。だけど、もしも誰かが僕ところにやってきて「愛とは何か」と聞いたら、僕がカラットの皆さんを眺めながら感じる感情を説明してあげると思うんです、僕は。

*5

ミンギュの言葉に去年の後半から少し変化を感じていて、ジュンピに対してとても繊細だと言ったりすることも想像したことがなかった。トラウマの結果なのか別の何かなのか、彼の中に情緒的なものに対しての興味が生まれたのかな…とか思ったりしています。そして、SEVENTEENという場所への愛情…?

すごく、2017年はギュハオでいることが多くて、ふたりは自分の感性を大事に育んでいくことに注力してきたのかなと思っていて、その結果、彼のなかに情緒的な感覚が出てきたのかな…などと思ったり。少なくとも、あの横アリで歌をいじられてるときは、うまくなったとステージ上でも褒めてくれたハオたんがミンギュにとってめちゃめちゃ救いだったと思う。とても努力をして努力をして努力をして、自分の感性を大切にして、そういう存在が身近にいて、お互いのかっこよさを肯定しあってるのが素敵なことだし、本当によかったと思う。無邪気にかわいくいられる時期から違和感を越えて、ひたすらにかっこいい自分を追求してくれたらいい。

イエップダ辺りまでのミンギュと、ブンブン以降のミンギュ、ペンサでの表情とかが結構違う気がしていて、愛想を振りまくことに飽きたのか、我に返ったのか、印象としては目の前にいるファンではない順番待ちの人たちに向ける表情に多少の警戒心を感じたりしました。*6少なくとも何がしかの心境の変化があって、TEEN,AGEは少しかっこつけてる時間が増えた、気がする。今回も変化がありそうな気がしている。だからなんだって話、だけど。

 

書きたいことをひたすら書いてたらこうなってしまったんですけど、結果オチもまとめもなくなってしまった。

とにもかくにも、こんなに興味を引かれるイケメン見たことがない。こんなに底が見えないイケメン見たことがない。

かわいい大型犬はいくらでもいるけど、こんなに味わい深い大型犬はそういない。まだまだ沢山の表情を見たい。どんな場所であっても、という気持ちです。好きだ、キムミンギュ。
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好きだ。

*1:WOWOWで放送された横アリコン

*2:直前のカラットランドでボカチ曲カバーで高音が出ないっていうネタをしていたから、という流れだと理解してるんですが、間違ってたらすみません。

*3:【SEVENTEEN】17 13 24 フォトブック~ミンギュ編①~ - こうなったら仕方ない。解体の話もこちらのブログの翻訳より

*4:本を読むことで共感性を得ようとしているのではと思ったりしたけど、共感性がありすぎて心が揺れるのを抑えたくて本を読むことにしてる方が近いのかもしれないとか。

*5: https://twitter.com/svt_minwanchan/status/959930382912184321?s=09  バターもちさんのツイートを勝手ながら引用させていただきました。

*6:もちろんファンカム映像見ての感想