別れの悲しみを受け止めきれないときに。
大切な人との別れに、悲しみが溢れることは当然です。
今は不思議なほど何も感じない人が、ふとした時に溢れてくることもあります。
溢れてきたときには、悲しい、さみしい、つらいと声をあげて泣いてください。
沢山泣いても沢山泣かなくても涙が出なくなった自分を薄情だと責めないでください。
大切な人の大切な思い出を後悔で埋めないでください。
後悔でその人を強く心に留めようとしないでください。
その時のあなたにとって支えとなった、とても楽しかった思い出は楽しかった思い出のままでいいのです。
後悔で埋めて苦しい思い出に書き換えてしまうと、思い出すことも苦しくなります。
かつて自分の支えであった大切な思い出を、苦しみにしてしまう必要はありません。
強い後悔で苦しまなくても、大切な人があなたの中から消えることはありません。
あなたの大切な人は大好きな姿のまま心に生き続けます。
強い後悔で、心に生き続ける大切な人を思い出さないようにしてしまうことは、大切な支えを失ってしまうことになります。
過去の思い出はいつだってあなたの支えになります。
大切な思い出をどうか後悔で上書きしないでください。
すぐに向き合うことができないときは、大切に保管してください。
いつかふと、心のなかにある思い出を取り出すことができます。
ずっとこれからもそれがあなたの支えになります。
どうか、悲しみと後悔を間違えてしまわないでください。
どうか、悲しみのあとにはたくさんの感謝を。
目の前の日常に色が戻ってきたら、その色を、その温度を感じられることに感謝を。
突然ポエムを書き連ねましたが、自分なりの別れとの対処法です。
そろそろ落ち着いてきた人が多いのかもしれないですが、悲しみの波は人によってタイミングが違います。少し経って、突然実感がわき、悲しみに溺れてしまう人もいるので。
故人の美しさだけを残さなくてもいい、という考え方もありますが、手元にある思い出が美しいものであれば、それを大切にしてほしい。
世間的に風化していく話題となっても、自分の中の思い出が風化していくことはありません。
よく、故人は自分のなかで生きているという言葉を言いますが、私も身近な別れでそれを体感しています。
どんな関係であっても、故人の前では誰しもが無力です。誰を責めても、残るのは消化されない後悔です。
無理に悲しみを早く消化する必要はありませんが、後悔を蓄積させることだけはお勧めしません。
これからを後悔にしない選択をしてください。
でも日常も大切なものです。自分の日常が日常であることも当たり前じゃないことを忘れないでください。
個人的な思い入れで、かつてのhideちゃんのときを思い出したりしていますが、ジャニーズではこういうことに立ち会うことがなかったし、SHINeeさんは9月に東京ドームで見たばかりで、楽しませてもらったばかりで、ファンと呼べる心持ちでなくても、本当に悲しい。
散々東京ドームでコンサートを見てきたのに、あんなに興奮したことはないくらいに興奮した演出がいくつもありました。
来年のツアーも発表されたし、どうにか年内にアウトプットするぞ…と思ってた矢先です。
4人のステージとはいえ見に行けて本当によかった。
これからも真摯な作品をステージをひとつひとつ大切に感じて生きていきたいなと、改めて思う2017年の年の瀬です。