きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

関ジャニ's エイターテイメントと錦戸亮と安田章大

※この文章はネタバレを含み、とても個人的な印象で書き進めています。事実と反することもあると思います。ご了承ください。

 

今回のツアーは錦戸さんが構成を担当しているのかな?と思っている。

とりあえずOPの映像は中村監督とタッグを組んで錦戸さんの仕切りということのようだし、つまりは流れとして使われている映像は錦戸さんの仕切りだろう。

エイトレンジャーについては、ジャニーズ伝統芸をもってきているし舞台系まで見学をしてきた横山さんの担当でいいんだろうと思う。

時間は去年と変わらずな本編2時間。

だけど去年とは終わったときの充足感が全然違う。

すごく濃い2時間に感じることができた。

シンプルなセットのなかで、コンパクトに展開されているけど、その分要素はたくさんつめていて、空白は少ない。エイトレンジャーのアドリブもほぼないしMCも短い。

その分MCしながら、アコースティックタイム。まさか毎公演違う曲を披露してくれるとは思わなかった。自分が見れたのはツブサニコイとローリング・コースター。I to Uを前日にやられてわりとしょんぼりしたけど、ローリング・コースター なら元気になるよ!

残りも全部替えるとしたら本当にすごい。正直、関ジャニ∞のライブを見て「本当にすごい」って思ったのは久しぶりだと思う。1曲でも、何が来るのか分からないけど何が来ても楽しみになるようなコーナーがあるという幸福感は大きい。

言ったじゃないかのスカアレンジとかもとてもいい。

ゆるっとアコースティックコーナーからまた感想ついでのMCにちょっと戻してから仕切り直して後半戦、という余韻の残し方もなんか錦戸さんらしい。

ユニット曲を挟んでからのBlack of nightはイントロから空気を替える。友達にナイトダイビングって言われてなるほどと思ったんだけど、あの呼吸から始まるイントロは海のなかに沈んでいくところなのかもしれない。個人的にはドラマのONの世界観を感じていたり。もっと作り込んだ演出でも見てみたい。

後半転換の映像にセッションでのLOVE YOU ONLY。リサイタルの度に「どうせ他のユニットの曲やるならバンドアレンジとかでやればいいのに」という感情を消化してくれる時間。元々バンド曲だけど関ジャニ∞としてのアレンジで見れるだけでいい。

そこから象に入ると一気に空気が熱くなる。象のイントロから安田さんのスイッチがひとつ変わり狂気じみた表情でAメロを歌う姿に鳥肌がたつ。象はバンドで見たかったし、きっとメンバーもバンドでやりたかったんだと思う。

そしてTokyoholic。こういう曲を待ってた!ファンへの感謝みたいな曲はわりとどのグループもメンバーの作詞作曲として作ってるけど、セッションから作られたメロディとコンプレックス丸出しの歌詞。関ジャニ∞でしか作れない曲。「そんな上から見んなやこっちも必死なんじゃ」って言える錦戸さんが本当に錦戸さんで最高だなって思う。

その熱量からのNOROSHIが最高ってなる。OPの輩入場もよかったけど、やっぱこれだなーってなる。同じ曲だけど全然違う。

久しぶりに「あぁ、いいライブだ」って本編が終わった時に思った。

アリーナの人は見づらかったっていう意見が多かったし、今回のステージセットはいいとは言えないし、サプライズ感ゼロの気球も残念と言えば残念。

だけどOPとセトリとアコースティックコーナーとTokyoholicだけで個人的にはすばらしいって言えてしまう。リハーサル出来ていないことを度々強調されて、それはわりと快く思えることじゃないんだけど、それでもアコースティックアレンジは作ってくれてるということだけで嬉しい。

今回のセットは、モニターがセンターステージの上部にしかないというのがメンバーからすると地味に大変なはず。

モニターで歌詞見ながら歌えないっていうのはかなりの負荷。間違えてるところも結構あったし。でもモニターを見れない分、客席の反応を見てたと思う。わりと客を見ずにモニターしか見てないなっていうのは見てて分かるし、パフォーマンスに集中してると感じられないことが多いから。

構成としてとにかく錦戸さん色が強いライブだったんだけど、インパクトという意味では安田さんが圧倒的だった。

The Lightの安田さんのパートの歌いだしの声の広がり方が本当にすごくて、ドームに響きわたる優しくて張りのある高声に圧倒された。MCではフワフワしてても、パフォーマンスの最中にお花畑は全然見えなかったしずっと関ジャニ∞の芯みたいだった。いつの間にか渋谷さんが穏やかにフワフワと手を振る人になってて、やすばの中身が入れ替わってるのかな?くらいの感じでおもしろい。

入れ替わってるという意味では、大倉さんと丸山さんも入れ替わってる。多分丸山さんは今あんまりメンタルの状態がよくないんだろうと思う。大倉さんから兄弟って言ったり丸ちゃん丸ちゃんって大倉さんから絡みにいっていて、この2人の持ちつ持たれつな関係性がよく見えた。

とにかく久しぶりに関ジャニ∞の音楽というものに7人で向き合っていて、その中心に錦戸さんと安田さんがいる感じがして、とてもいい流れ。

このまま2017年の関ジャニ∞も自分達の音楽と向き合う1年だといいな、みたいな気持ち。

 

こんな感想、上から見んなやって錦戸さんに怒られるなー