きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

KAT-TUNがKAT-TUNとしてステージに立つということ。

とても今更ながらのKAT-TUNの10ksの話です。

今更ながらベストアルバムとしてのHyphen Selectionの素晴らしさについても語らずにはいられない。
ファンが選んだ15曲はそりゃもう納得の15曲で、それをアルバムにするとなったときに単純に音源化した順番に並べるという形ではなく、アルバムとして聞く上で1番いい曲順にしているということに聞いてて震えたんですよ。
ファンが選んだ楽曲を、6人曲とか5人曲とか4人曲とかそんなんじゃなくて、全てKAT-TUNの楽曲として1番カッコよくたまらない曲順にして戻してくれる。
あーこれがKAT-TUNなんだな、って思った。
常にファンが思うKAT-TUNのカッコよさを、ファンが思うよりもカッコよく魅せることに対してストイックなのがKAT-TUNなんだなって。

その感覚が東京ドームで見た3日間のライブで確信になった。
名古屋、京セラで見せたライブから、水という大きな演出を加えること。
予算的なものとか都合がいろいろあって東京ドームだけなのかもしれないけど、それならそれで全くやらないという選択肢を選ぶことはせず、諸々の調整が大変になっても東京ドームでは水を使う。
10周年の集大成として3人だけでステージを行うということも、挑戦だったと思う。
Jrもダンサーもバンドもいないステージなんだけど、2階スタンドから見たってやっぱり楽しかった。
私は感傷的な気持ちで見るというよりは、本当に楽しくショーを見させてもらっていた感覚。
選曲とそれぞれの演出、本当にどれもよかったんだけど、やっぱり今回はUNLOCKが優勝。曲としても元々本当にいいんだけど、衣装、水、火、花火、全てが最高にハマッていて最新シングルで今の最高のライブを見せてくれる演出。
そこからの本編エンディングへの流れは緩急と効きすぎなんだけど、白いロングコートで挨拶しようと決めたことは、揃いのロングコートをトラウマで終わらせないためかな、なんて思ったりしました。
宇宙へ旅立つのを見送って数分後には、GREATEST JOURNEYで戻ってくるし。
オーラスのトリプルアンコールpeacefuldaysまで含めて、笑顔でまたね!って言ってくれるライブだったなと思っています。

KAT-TUNは本当にカッコいい。
それぞれのカッコいいを追究して、ステージに向き合っていることが何よりカッコいい。それぞれのメンバーがそれぞれのカッコいいを追究し続けているエネルギーが、今のKAT-TUNのアイドルとしての曇りのなさになっていると思う。
でも、亀梨さんの挨拶でも滲んでいたけど、「ジャニーズのアイドルKAT-TUN亀梨和也」でいつづけるために使うエネルギーって本当にすごいものだと思う。
誰もが背負えるものではないから、今の人数になったのかなとも思う。
もしくは、それぞれのカッコいいをグループに囚われず追究した結果かもしれない。

とにかく、ステージに対して真摯であること、ファンの思うKAT-TUNに対して真摯であること、自分の思うカッコいいに真摯であること、こんなに真摯でいる10年目のアイドルいるかな?みたいな気持ちになった。
正直、東京ドーム3公演、ものすごい運動量の公演をダレることも、動けなくなることもなく、歌って踊りきってくれること。
それだけでも本当にすごいと思ってしまう。
その真摯さは、ライブを見た人、一緒に仕事してきた人に伝わってるから、これからも大丈夫。そう思える。
身近でも連れていった友達が、次の日に10ks買って、DVDも買うと言ってくれてるし。

素敵なライブをありがとうございました。
KAT-TUNカッコいい!!