きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

中島健人さんのMr.Jealousyを聞いて思ったこと。

中島健人さんはとても真面目で、とてもポイントを抑えるのがうまくて、とても完璧主義で、とても器用。だからちょっと勿体ない。
そんな気がしたソロ曲Mr.Jealousy。
どうしてそう感じたかと言えば、とてもK-POP的な楽曲をとてもK-POP的な歌い方で歌いこなしてたから。
何も知らずに聞いたら日本人が歌ってるとは思わないんじゃないかな、と思う。
少し鼻に抜ける感じの独特の発音の仕方までトレースしてる印象。
その姿勢が素晴らしくもあり、中島健人としての弱さなのかな、とも感じてしまった。
器用過ぎるのかもわからないけど、らしさというものが曖昧に感じられてしまう。歌詞の世界観は一環しているのかもしれないけど、あぁいうイッちゃってる粘着質な男像もわりとK-POP的なイメージ。
改めて考えると、とにかく何をトレースしても菊池風磨らしさが強すぎる菊池風磨と、10代にして異常なほど絞り出すような歌声で枯れ感がすごい佐藤勝利と比べると、作り込んだキャラクター以外の部分での個性って印象が薄い。見た目のインパクトは強いのに食べてみると意外と普通の食べ口というか、あっさりな後味というか。なんとなく、中島健人そのものに対して、本人の自信が薄いんじゃないかなという気がした。
本来の彼は全くナルシストではないから、あの誰かの思い描く王子様を演じることでアイデンティティーを得ているのかなという風に思う。
そうなったのも、菊池風磨というナチュラルボーンナルシストのシンメに会ったからなのかなと、彼の存在は中島健人にとってとても大きいんだろうなと思ったりしています。

弱さって表現したけど、早い段階で己の優れたビジュアルだけでは何か決め手に欠けると判断した視野と、己の中で決めたキャラクターを演じきれることも素晴らしい才能だし、中島健人も奇跡のアイドルだなぁ。

そんな印象を受けたんですが、またいろいろ知ったら印象が変わる、かもしれない。