きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

ジャニーズは「Show must go on」であるための選択をしているのかもしれない。

「もうジャニーズもCDデビューさせて1位を取り続けさせなきゃいけないということが難しい時代になってきてると思うんです」と友達に言われてハッとした。
かつてのジャニーズは青春の1ページであったけど、少年隊、マッチさんが「生涯ジャニーズ」という選択肢を作って以降、SMAPが最前線を走り続けて以来、ジャニーズはジャニーズとしてジャニーズで生きていくのが当たり前になった。
自らの選択でその組織から出ていく人は本当に少ない。
グループとして、解散を選ぶグループは光GENJI以来出ていない。
単純にもうジャニーズ同士のスケジュール調整も苦労をするはずで、毎週ジャニーズがCDを出して、毎週ジャニーズが1位になるわけにもいかない。
もちろん経年により1位の呪縛から逃れるグループもあるけどデビューで1位とさせないわけにはいかない。
苦肉の策がDVDデビューかもしれない。
CDやDVDをウィークリー1位にするためのコストは興行をするコストと比べると回収がきっと難しい。
CDの売上で手元に残るものなんて僅かだろうから。
ジャニーさんはそんなに苦労してCDを売るための策を練っているとは思ってない気がしていて、もしも出せば売れるんでしょ?と捉えていたけど、実際はそうでもなくて苦労していると知ったら「じゃぁ無理してCDデビューしなくていいじゃん。そんなものより世界に誇れるショーをすることの方が価値があるよ」と言いそうな気がしている。
そんなことを想像したら、最近のJrが参加する興行の多さを考えても、オリコンに縛られるCDデビューからの離脱を本当に考えているのかもしれないと思ってきた。

Sexy Zoneの在り方を考えていったときにセクボ、セク松というグループを含めSexy Familyという括り、それはひとつの興行一座を作っているような気がしてきた。
Sexy Zoneという座長グループの各メンバーがそれぞれ座長としてショーを行えるようにしていきたいのかもしれないと思えた。
格差売りとかいうことではなく、Sexy Zone全員が座長としてセンターに立てるグループになるために聡マリは改めてJrを率いる仕事をして学ばせている。
Jrで人気が出たらCDデビューをするというのが基本の流れだったものを、変えていっているのかもしれない。
グループを組んでもそのグループは興行のためのもの。
大衆演劇への回帰みたいな感覚かもしれない。

もちろん仮定だけど、興行をメインとしてCDデビューを極端に減らすジャニーズとしての方針を、世間が認識するにはきっと時間がかかる。
きっと言葉にして説明することはない。
それは中のメンバーに対しても同じだろう。
かつてのJrブームの頃とは違うだろうけど、今のJrも本当に忙しいと思う。
Jrとしてのゴールかつ、ジャニーズとしてのスタートがCDデビュー、というのが多くのジャニーズJrの認識だと思うし、そのために頑張って何もかも危うい世界のなかで身を粉にしてる。
みんなJrというひと括りを抜けたい。
その子達の志に、その方針はどう届くだろうか。

仮説だけど、怖いなと思う。

ジャニーズはどの世界よりキラキラよりしていて、そのキラキラはどの世界より残酷なものの積み重ねで出来ている。
形が変わっていっても、これからもきっと残酷なのは変わらないだろう。
興味深いと思うから、ヲタクは業が深い。