きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

黒い羽根を背負った少女たち。

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初めてベルハーちゃんを見たのは、いずこねこの出たからふりゅのときで、多分みずほちゃんが休んでたときだと思う。メンバーが少なかった。
次にちゃんと見たのは2回目のべるにゃん。
みずほちゃんがひとりでRainy Ironyを独唱していたインパンクトがすごかった。
その頃は横になりながらMCをすることも結構あったと思うし、基本的にステージのユルい感じとヲタクの熱量のギャップが意味わからんて感じだったから、正直かなり苦手だった。嫌いとかじゃないけど、あのユルさにあんなに盛り上がるのがわからなかった。

でもそこからしばらく見ない間に、メンバーも増え、ベルハーちゃんのステージにユルさなんて全然なくなっててステージの熱量がヲタちゃんを引っ張ってるようになってた。
去年のシェルターでのプラニメとの2マンの時にはちょっともうベルハーの熱量にかなうアイドルのステージないな、と思った。
うまいへたの問題じゃないのはアイドルを見ている人はわかっているという前提で、いつからかベルハーのライブは刹那的な熱量が他とは全く違うベクトルになったと思う。きっかけは知らないし、きっかけなどないのかもしれないけど。
あの黒い羽根を借りてステージに立った子はみんな1曲もやると「暑いし動きづらいしムリ」って外しちゃう。そんな羽根を背負って、休む間なく畳み掛けるライブ。ステージからの熱を受け止めて熱を返すフロア。ある程度の狭いライブハウスの時は本当にフロアがひとつの塊のように左右に動き、男女関係なく人がリフトされ、時には一斉に無数の手が同じ方向に掲げられ、汚い声のMIXが響く。時にはメンバーの生誕でいろいろな仕込みをして本当に盛大に楽しむ。
宗教的なあの光景は鳥肌が立つことがある。
あの熱量をヲタちゃんもメンバーも楽しんでいるのがすごい。ライブ後の汗だくの人たちはいつも幸せそうな表情。

圧倒的な熱量だけがすごいわけじゃない。最新のアルバムの楽曲でのパフォーマンスは舞台のようなストーリー性を感じさせるものもある。
リキッドルームのワンマンを見ていて、刹那的な熱さだけじゃない作られた世界観も本当に質の高いものであることを痛感した。
信念がある楽曲と作り込まれたパフォーマンス。それを魅せるメンバー。
多分盛り上がってナンボだろ!?なヲタちゃんも多いんだろうけど、盛り上がらずに見ても見れるライブだった。
リキッドの時点で今のメンバーでやれるライブはもう残り少ないことは発表されていて、そのことがまた現場を輝かせていたと思う。

今は本当にラストのカウントダウン。アイドルというのはやはり終わりがくるからこそ美しいんだと思う刹那的な時間。
ありがたいことに現体制ラストのMARZに、プラニメとして初めて共演させてもらえた。
昨日のライブを見ていて、去年のねこちゅ2マンを少し思い出しながら、何度となく涙腺が刺激されるのを我慢した。
ヲタちゃんじゃないからこそ、ヲタちゃんの姿含めて焼き付けさせてもらった。
今の形は終わるけど、続く。
なんとなく、端で見ている限りではもう揺るがないものが出来ているような気がするから、より強いものになるんじゃないのかなと思うけど、ただ本当にいつかは燃え尽きてしまう。将来的なものを含めても、燃え尽きすぎないように、でも燃え尽きるまでやるんだろうけど。
ずっとこれくらいの距離感で見届けてたい。
ベルハーちゃんが活動している時代にヲタクしていてよかったなと思う。
とりあえずは2月を最後まで、悔いのないように駆け抜けて欲しい。
じゅりちゃんとゆうゆのこれからも、ベルハーのこれからもきっと輝いてるよ。と思う。