成仏できないのはヲタクだけではない。
加護亜依率いるGirls Beat!!のライブを見た。
ガールズビート!! まだ、やれる PV short ver. - YouTube
9/23ウタ娘スーパーライブ2部。
まぁいろいろあったイベントではあるんですけど、とりあえず置いといて。
見たいような見たくないような、の気持ちのまま、Girls Beat!!のライブが始まり、ステージに立つ3人。
センターの加護亜依さんは、かつての”あいぼんのまま”でもなく、よりアイドルとして洗練された加護さんでした。
かつてSSAや横アリで見ていた姿より、もっと女性としてきれいだし、パフォーマンスはアイドルとして高い完成度。
あぁやっぱり素晴らしいアイドルだ…と思うと同時に、こんなところで、こんなステージで見ているということに複雑な気持ちでどうしようもなかった。
MC前は正面を向いているときはカメラを見据え、煽るときも目を合わせるでもなくて、アウェーの場に対しての緊張が感じられた。
ハロプロ時代には感じられなかった緊張感だと思う。
ちゃんと、すごくちゃんとアイドルをしていて、アイドルとして成仏ができなかったんだなってすごく感じた。
つらいっていう気持ちももちろんあったけど、それ以上に、全部分かった上でそれでもアイドルやるってすごい。
もっとお金を稼ぐためなら簡単な手段はある。
そうじゃなくて、アイドルをちゃんとやりたいんだなって思った。
その気持ちはわりと嬉しかった。
ある意味でもうスキャンダルもくそも全部通り過ぎて、なおアイドルとして前線でセンターで戦えるって強い。
成仏できるまで頑張ってほしい。
シングル1000円(税込)1枚で1人とチェキ撮影+ハイタッチというレギュレーションで、やっぱりそれならたくさんの人がチェキを撮るし私も撮った。
私は神に触ってしまった。話しかけてしまった。
終始はわはわとしてしまったけど、「加護さんが!最初に好きになったアイドルで!」って言って手を握ってしまった。
「ありがとー!」って一言でも、成仏できる感じがした。
あぁ、加護亜依さんと同じ時代に生きていて良かったと思った。
とはいえ、グループとしては正統なアイドル感なんだけど、正統なアイドル感な故に大変だとは思う。
でも、だからこそ地方を含め地道に営業していってほしい。
対バンもどんどん出てほしい。
お高く留まらないレギュレーションも、スタッフの方の腰の低さも、もちろん別のところでの資金力があるからのことだと思うけど、それは強み。
焦らず狙わず、正統なやり方で進んでほしい。
「まだ、やれる」