マイナスをプラスにするステージング
いずこねこさんのステージングの話です。
<iframe width="420" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="" src="https://youtube.googleapis.com/v/IlngU1ME5F4&source=uds"></iframe><br><a href="http://www.youtube.com/watch?v=IlngU1ME5F4">いずこねこ TIF2013 HOTSTAGE(zepp tokyo) - YouTube</a>
<iframe width="420" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="" src="https://youtube.googleapis.com/v/fuAQSUDvSbY&source=uds"></iframe><br><a href="http://www.youtube.com/watch?v=fuAQSUDvSbY">いずこねこ - rainy irony @ ゆるフェスモ! - YouTube</a>
いずこねこさんのステージングはとにかく動く。
止まっている瞬間がないくらい動く。
ライブを見ていて対照的だなと思ったのはハナエちゃんなのですが、
すぐにYoutubeでハナエちゃんのライブが出てこない…
<iframe width="420" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="" src="https://youtube.googleapis.com/v/iYDTN0zMv4w&source=uds"></iframe><br><a href="http://www.youtube.com/watch?v=iYDTN0zMv4w">ハナエ - 「変幻ジーザス」ハナエが踊ってみた - YouTube</a>
踊ってみたの動画だけど、ライブもこういう雰囲気。
基本的にはセンターに立ち、スタンドマイクでパフォーマンスしています。
小さな動きでも空気をぐっとステージに寄せるオーラがあるなと思いました。
その雰囲気は、大森靖子さんに近い。
<iframe width="420" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="" src="https://youtube.googleapis.com/v/smEhVWqJsXM&source=uds"></iframe><br><a href="http://www.youtube.com/watch?v=smEhVWqJsXM">大森靖子『ミッドナイト清純異性交遊』@高円寺円盤 11月19日 - YouTube</a>
私の歌を聞かせてやる、ライブを魅せてやるという圧倒的な存在感。
この2人のライブを見た時に、
「あぁこういう表現は茉里ちゃんには出来ない表現なんだな」と思ったんですね。
やらない、というよりは出来ない。
それは茉里ちゃん自身の気の弱さというか自信のなさと言うか。
ステージに立ってただ歌うだけでは、見られていることに耐えられない。
だから、動く。息つく暇なく動く。そしてフロアを一緒に動かす。
一緒に楽しんで!一緒に楽しもう!という気持ちがものすごく強い。
一緒に楽しんでくれている空気になった時の茉里ちゃんは本当にすごい。
いくらでもパワーが出てくるし、いくらでもフロアからパワーを引き出す。
ひとりだけどひとりじゃないステージの作り方。
こんなに一緒に楽しもう、一緒に作り上げようという空気になるのは、
やっぱり彼女の人柄だと思います。
もちろん、一緒に盛り上がろうというスタイルで応援をし始めてくれた初期からの
飼い主さんによるものも本当に大きいと思うんですね。
そうじゃなかったらここまでステージングが良くならなかったかもしれないし、
こんなに続けてなかったかもしれないし。
いろんなアイドルさんを見ていると、ステージのパフォーマンスとフロアの盛り上がり方にギャップを感じるところも多いんですけど…
独特な音楽に、まずみんなステージを見る。
ステージを見ていると一緒に楽しんで!って歌いながらも力強く腕を叩き、高く飛び、首を振り、左右に駆け回る茉里ちゃんがいるわけで、一緒に楽しみたくなるんですね。
手を叩きたくなるし、手を挙げたくなるし、一緒にニャンニャンしたくなる。
難しい曲だけど、一緒に盛り上がってみたら楽しかった!っていう声が多いのは
そういうことじゃないかなぁって思っています。
課題かなって感じてる部分としては、前方が座り(着席ではなくしゃがみ)になった時に、
ちょっとノリきれない部分があったりするところ。
ついつい座ると見入っちゃうんだよね…そうするとちょっとやりづらそう。
ただ立って歌うことが耐えられないからという部分もあって今のスタイルになった
ステージングだと思うんだけど、結果的に本当に楽しい空間を作ってる。
自信がないからこそ、努力する。工夫する。
本当に声も歌も素敵だと思ってるし、そういう姿勢が好きだから、
ファンは本当に一緒に楽しもうと思うし、真面目にファンする。
本人も、スタッフも、自己肯定が苦手な人たちが多くて、
その分、真摯に取り組んでるし、それを優しく支持する人たちが集まってる。
そんな気がしているんですね。
そんな感じでいずこねこさんのライブ最高楽しいなって、
結局それだけが言いたいブログでした。