きらきらしたものを集めたい。

主にジャニーズ、たまにアイドル。/絶賛事務所担進行形 → 主にK-POP、たまにジャニーズ、たまーーにアイドルへ移行→主にLDH、そこそこK-POP、たまにジャニーズ、ちょっと坂道に移行したみたい。。

2018年のMnet Asian Music Awardsの話【前編】

2017年に引き続き日本でのMAMAを見てきた話と、香港MAMAの話です。ソウルのMAMA全部は見れてないんですね、若手大集合でなぜかけやき坂が呼ばれた*1ので個人的にはソウルもめちゃめちゃ行きたかったですが………

ともあれ、日本MAMA!今回はさいたまスーパーアリーナ!さいたMAMA!

今回はSM勢が不参加、セブチは香港のみ、とはいえ直前でスキズが日本にも来ることが発表されたので主にスキズを楽しみに、そして何よりMAMAでのBTSを生で見れることを楽しみ行きました。

日本MAMAはオープニングステージだけコラボでカバー曲をやったりしましたが、あとは基本的にコラボとかもなく出演アーティストもわりと少なかったのでそれぞれのアーティストのステージが長めでそれはそれでよかったですね。出てないのにSMの曲をカバーしてくれたりしたのでありがとうの気持ち…

Stary Kids_Overdose + Growl / EXO│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

 

オープニングステージのあとはスキズが1番手なわけですが、めっっっっちゃかっこよかった…………正直生で見たのはKCONだけで、KCONはそれこそデビュー直後のふわふわなパフォーマンス*2で、「あーそうだよなぁ新人だもんなぁー」っていう印象だったんですけど、デビューしてからずーーーっと休みなく活動してきただけあって、本当にパフォーマンスに貫禄が…個人的な色眼鏡も強いとは思いますが、前日獲得したトロフィーをステージに供えて3racha*3の曲で客席から降りてきてダンスパフォーマンス。そこからHellevator、District9のKCONと同じセトリのパフォーマンスなのに全然違う~~~~って感動しました。

Stray Kids_INTRO + P.A.C.E│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

バンチャンめっちゃかっこよかった……ヒョンジンは多分調子はよくなかったんだろうなぁとか思ったりもしつつ、自分がヒョンジンのパフォーマンスをちゃんと見れたので大満足。本当に好きなナルシズムの溢れ方なんだなぁ…顔で踊る人が好き……

スキズのパフォーマンスについては、ソウルのTHE BOYZとのパフォーマンスも大変によかったですね。若くていい顔といい顔のぶつかり合い。最高。

[2018 MAMA PREMIERE in KOREA] Stray Kids/THE BOYZ_MY PACE/OUTRO 181210 - YouTube

 

そして地下板IZ*ONEのスレ発信でTwitterで一躍流行語となったワカワカ先輩ことMOSTA X。もう本当に冒頭パフォーマンスが需要をわかりすぎていて最高でした。

MONSTA X_JEALOUSY│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

本当に見た目に分かりやすい肉体強化のアピールっていうのは分かりやすい。それを下品にならないようビジュアルとパフォーマンスに最大限に活かす努力が着実に実を結んでいる印象でした。ワカワカできて楽しかった。

MONSTA X_Shoot Out│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

 

今年のMAMAの目玉のひとつはIZ*ONEなわけですが、デビュー間もないのにめちゃめちゃかっこよかったな…48メンがいて、10代半ばのメンバーがいることで日本のアイドルのようなかわいいが強いグループのイメージだったんですけど、しっかりかっこよかった。アンユジンくんもだけど、センターのウォニョンも想像していた以上に大きかったのが印象的。ウォニョンかわいいな…かわいい…。さいたまと香港での衣装がめちゃめちゃよかったのが印象的なんですが、48の衣装班が関わってたりするんでしょうか??

IZ*ONE_Rumor│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

IZ*ONE_Beautiful Color│2018 MAMA in HONG KONG 181214 - YouTube

IZ*ONE_La Vie en Rose│2018 MAMA in HONG KONG 181214 - YouTube

 

日本のMAMAの1番のインパクトはやっぱりMAMAMOOですね。

ソラさんのすごいソファーにポールダンス!というソロから始まり、なんていってもファサさん……いかついダンサーをひきつれ真っ赤なエナメルボンテージで踊る踊る……ソロステージのクセが強いの極み……しびれちゃう……

MAMAMOO_Cleopatra(SOLAR Solo) + EASY(WHEEIN Solo)│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

MAMAMOO_SELFISH(Moon Byul&IZ*ONE Chaewon) + Above Live(Hwasa Solo)│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN - YouTube

クセの強さがすごいんだけど、4人のハーモニーもすんごいので、4人でのパフォーマンス見て「あぁ今年の紅白も紅組優勝だーおめでとう!」となりました。紅白出てほしい。

MAMAMOO_Egotistic + Starry Night│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

 

そして最後に見納めできてよかったワナワン!わー嬉しいー!っていうテンションで見始めたら1曲目の最中からクァンリンのパンツの内側ががっつり裂けるという大事故……

Wanna One_INTRO + Light│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

見ちゃいけない!と思っても踊れば白い内腿が見えるのでそりゃ見ちゃうよ!双眼鏡でがっつり見ちゃうよ!ってなってしまって、申し訳ないけどそれしか覚えてない…いや、オンさんとカンダの慶応三田キャン的な合コンでもインターン先でもグイグイのグイみたいな雰囲気はたまらなかったし、ソンウンが曲の冒頭の移動のタイミング間違えたのもかわいすぎたんだけど、やっぱりパフォーマンスも個っていう印象が強いグループだったなぁ…

 

日本MAMAだとあとメインといえばTWCIEなんですが、正直スキズのリアクションカムをしてしまってTWCIE先輩のステージ自体は記憶にございません…でも日本MAMAのステージが最高多幸感メドレーでよかったなぁ。ワリズラブ楽しかった!*4

TWICE_What is Love?│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

TWCIE先輩のおかげで本当にスキズもたくさんMVつくってもらえたりしてるんだけど、本当にステージで笑顔でいることだけでも精一杯なんだろうなぁって見えちゃうところがあるので、餅ゴリは本当にメンバーの心と体が壊れちゃう前に休みを入れてあげてくれよ…

 

香港MAMAはオマゴル×宇宙少女がめちゃめちゃよかった!

OH MY GIRL & WJSN_INTRO + Wild Card│2018 MAMA in HONG KONG 181214 - YouTube

OH MY GIRL & WJSN_Girls On Top(MAMA Ver.)│2018 MAMA in HONG KONG 181214 - YouTube

13人の宇宙少女で見たかった…という気持ちは大変に強いですが…

 

と、あと、BTSと、SEVENTEENについて書いてたんですけど、長くなりすぎたので分けました。後編に続く。

 

2018年のMnet Asian Music Awardsの話【後編】 - きらきらしたものを集めたい。

*1:本当は欅坂呼びたかったよね絶対

*2:https://youtu.be/3aJcxT6UO5M

*3:バンチャン、チャンビン、ハンジソンさんの3人のスキズの前からやっているユニット。スキズのほとんどの曲を3rachaで作ってるそうです

*4:ピリヒョンジンがかわいかったのを含めて

イ・テミンというあまりに稀有な表現者のつくる空間がすごすぎた話。

去年のはじめてのソロコンサートでの目隠しで拘束された状態でのDOORのパフォーマンス*1がすごく話題になって、そのパフォーマンスは年末のアワードでも披露されたけど、はじめてのソロコンサートがすごいのはその1曲だけではなくて、日本武道館というコロッセオのような会場で360度ステージでパフォーマンスをする構成でコンサートを作ったことなんですよね。冒頭だけでも見て欲しいと友達に見せてもらったDVDで、MCは挟むけれども、1曲目から8曲くらいダンサーがハケる曲があってもテミンさん本人はハケることなくずっとパフォーマンスをし続けていて、ステージから降りることなくパフォーマンスし続けていて、軽い気持ちで見始めたのに圧倒されてしまった。グループでステージに立っている時とは全く違う印象というか、SHINeeとしてのステージはドームクラスで大きなステージの仕掛けがあったり、派手な演出があるなかでのものだから全然違う。

 

という経験があり、今回のソロツアーよければ連れてってくれ!とテミンペンにお願いしたわけです。(前置き長いのはネタバレ云々的な気持ちでもあるので、1mmもネタバレしたくない人は以下は読まないでくれ。)

 

 

パシフィコ横浜で見たものは、日本武道館とは全く違う表現のステージだった。

コンサートというより、舞台で、舞踏劇という感覚だった。

「ペンライトは2曲目が始まるまで点灯させないでください」というアナウンスがあって、1曲目DOORはプロジェクションマッピングから始まる世界。曲が頭に入ってないので、改めてセトリ見て1曲目がDOORなことに気づいたくらいなんですけど。前回のコンサートで象徴となった楽曲を全く違う形の表現で1曲目に置くって本当に痺れる。現地で見てた時は単純にそのパフォーマンスに息を飲んでたけど、分かってたら1曲目からクラクラしてたな………

ステージに組まれたセットは、いろいろなシチュエーションを表現する舞台装置で、あるときは街中、あるときは水中、あるときは宇宙をつくる。8人程のダンサーはバックダンサーではなく、同じ舞台を作り上げる表現者としてそこにいて、時にはステージの上手や下手で歌うテミンさんの世界観をダンサーさんがステージ全体を使いダンスでストーリーを作りあげる。

盛り上がるというより、とにかく見入ってしまう時間が多かった。曲ごとにそれぞれの演目を見ている感覚で、ペンライトを振ることもままならない。

テミンさんの動きは、とにかく音ハメが尋常じゃなくて、リズムを刻むというより、メロディーを体で表す。曲によっては音がテミンさんに吸い付いてくるような感覚すらあった。ドームクラスではどうしても音に時差が出ちゃうから、ホールで見るからこその凄さだったと思う。

だけどMCで一言喋り出せばふわふわニコニコで、それまでパフォーマンスしてた時とは顔も全然違うから緩急がすごい。もちぷにゃみたいにふわふわのモチモチ………「次の曲は~」ってワンフレーズ歌いながら振り返ってスッと次の演目の世界に入っている。

本編後半にTHEライブという時間もあって、ダンサーさんを引き連れてかなり自由に歌ってる時間のテミンさんはすごく楽しそうに客席を煽って歌っていた。

18曲披露した本編最後の最後にえげつないほどガンガンに踊って「またね!」と言ってステージから去る。曲間の舞台転換的な暗転はあれども、VCR挟むでもなくほぼほぼ出ずっぱり、MCも軽くで、本編最後に踊りきるすごさ…

本編もすごく言いたいことがいろいろ溢れる内容だったんだけど、アンコールがもう今まで体感したことのないアンコールだった。TシャツGパンでお手振りのアンコールとは全く違うアンコールステージだった。

その選曲がもう本当にすごくて、ただ楽しいだけではなくて、ただ美しいだけではなくて、最後の最後にスッと棘を残されるような選曲。*2そして最後の曲のアウトロが残るなかでテミンさんは「愛してるよ!」と叫び、ステージから姿を消す。左右にあったTとIの形のセットが曲中に中央に寄って、それを門のようにして間にテミンさんが入るとTとIがひとつに組み合わされる。そして、アウトロの終わりにまた開くとそこにはテミンさんはいない。それがとにかく衝撃的だった。本編の最後にこの形はあったけど、アンコールの最後にこれは初めての経験だった。かつてない余韻のなかで明るくなる会場に思わず「終わり方のクセがすごい!」と大きな声で言ってしまったくらいすごい衝撃だった。アンコールもひとつの演目として強い意思を感じるステージだった。こんな作り方、普通ではしない。意思をもって作らなければこうはならない。その体感からずっといろんなことを考えずにいられなかった。

 

最近この世界に触れた身なのでテミンさんの10年のアイドル人生がどうであったかを知らなくて、だからすごく興味がある。

初めてのソロコンで武道館という会場を選び、あの360度ステージを作ったこと、そしてホールツアーで舞台のようなステージを作ったこと、どこに影響を受けてそうなったのかがとても気になる。韓国でもソロコンサートは開催しているけども、初めてに日本という場所を選んでいることについてもとても興味深い。ただの大人の意向とは思えない。

とにかく1曲たりとも何も考えられていないステージはなくて、セットをモニターとしてテミンさんを映している場合でも3箇所に3方向からの映像を映していたり、大きなモニターで映していた映像が鏡写しになっていたり…派手さではなくて、どれも曲の世界観のための演出。ダンサーさんも、バックダンサーではない。ダンサーさんが登場した時にその個性的な面々にまず衝撃を受けた。テミンさんよりもとても背が高い人もいれば、とても顔にも髪型にも個性が溢れている人もいる。そして全員揃いの衣装ではなく、それぞれの人にあった衣装を着ていた。ダンサーのクセが!って思っていたら、「あ、バックダンサーじゃないんだ、彼らも立派な登場人物だ……」と数曲のうちに思い知らされる。

 

パフォーマンス中のテミンさんの頭のなかには、ずっとステージ全体を映した俯瞰の映像があると思う。ステージ全体を見たときに自分がどこにいて、客席から見たときにどうステージ全体が見えているか、どこを見せたいか、が明確に頭のなかになきゃ出来ないものだった。多分、どれだけ情熱的なダンスをしていても、頭の2割くらいは冷静で、研ぎ澄まされた状態。だから思い返すとどれだけクセの強いパフォーマンスの曲でも「ナルシズムが溢れてる!」の感じた部分がない。多分どの場面でもナルシズムで満たされる余地もない。ただ、アンコール最後の曲で赤い衣装のテミンさんがセンターにいて手を掲げ、左右に白い衣装のダンサーさんが一緒に手を掲げ、ペンライトを掲げて振ることを求められて会場がそれに応えている時に急に「あ、そうだ、ここはイテミン教だった」って思った。あの瞬間ばかりは一神教の世界だった。それでその曲のアウトロでステージから消えるんだもんなぁ…敵わないよナァ……って思ってたんですが、実は曲が終わっても最後に門のように使ったセットの裏にずっと潜んでいるらしい。どういうことよ………

 

本当にすごい人だと思う。その会場で1番映える構成が考えられる人で、自分の思い描く表現がやりきれる人で、自分の思い描く表現をするための演出と共演者と衣装を選べる人なんだろうと思う。もちろん舞台監督とか、そういうスタッフはついているにしても、判断はテミンさんがしてるとしか思えない。誰かの選択をそのまま受け取ってるようには見えない。隅から隅まで血が通っていて、とてつもなく質の高いことを全部をやりきれる人なんているんだな………って思って、最終的に、「ちょっと意味わかんないんですけど」って気持ちになる。

多分、天才とか才能とかいう言葉で済ませるわけにはいかない想像を絶する努力がある。努力だけでどうにかなるわけでもないんだけど………

7月にあったペンミの映像を見ながら書いていますが、もちろん体に染み付いたパフォーマンスはしっかりしてるけど、表情がぼんやりとフワフワしてて面白い。テミンさんの選曲したブロックになったら急に表情がしっかりしたので、優先度であたまに入りきらず溢れたものはかなり溢れてたんだろなぁと思って人間らしさにホッとするくらい。あんな公演の準備してたらそりゃそうだ……となる。

グループはグループ、ソロはソロ、というドライな区切りがあるかというとそうでもない。だって、siriusツアーで発売しているペンライトは日本公式のSHINeeの基本色と完全に同色で光っていたから。*3ソロであってもSHINeeのペンライトで見たい人への配慮だと思う。あのミントグリーンに包まれるのが落ち着くのかもしれない。

 

テミンさんが、siriusというツアータイトルは「このステージが1番明るい星のように輝く時間になるように、共にそういう時間を作りたくて」というようなことを言っていたんだけど、本当に自分の人生のなかでも1番かもしれない余韻がある。圧倒的で強い強い眩しさ。本当にすごい時間だった。パシフィコ横浜という会場で見れてよかった。*4

 

そして、そんな余韻のなかキーくんがソロでの活動を始めるというニュースが。SHINeeとしてステージに立っている時でも溢れている彼の美学とこだわりがソロとしてのビジュアルやパフォーマンスやパッケージでどう表現するのか………興味深すぎるので楽しみです。

*1:https://youtu.be/T3H4_uy4-Qw

*2:あとで確認したらアンコール2曲が初披露のリリース前の新曲っていう。本編にも新曲たくさんあってトータル7曲が新曲ってわりと意味わかんないレベル

*3:日本と本国公式とは微妙に色味が違うことに今回始めて気づいた

*4:パシフィコ横浜は1階ほぼ最後方でもステージの足元まで見えるから素晴らしい。2階はわりと中腹から視界よくない。

公式ツアーで台湾で関ジャニ∞を見てきた話。

めちゃめちゃ楽しかった!

以上の感想がないと言えばないのですが、オフィシャルツアーに参加したわたしと、オフィシャルツアーじゃなく行った友達がいるので、その辺のことを含めて公式ツアーでいくことについてとか書きます。

 

去年のちょうど10月頭に初めて台湾へ行きました。SEVENTEENのワールドツアーで。初めての海外遠征。普通に海外旅行自体10年以上ぶり。そこからあっという間に今年は3回ほど韓国へ行きました。そんなタイミングだったので台湾公演が発表された時点で前のめりで行きまーす!って感じでした。

自力で行く場合、飛行機はLCCが基本なので早く抑えたい。だからまず「オフィシャルツアーか自力で行くか」は早く決めないといけない。私の場合は、母も行くという時点でやっぱりLCCとかゲストハウスとかは無理だろうし…3連休で普通に飛行機高い時期だし、ということでオフィシャルツアーを選択しました。行けるなら三連休で無理なく完結する21日(土)昼発、23日(月)昼帰りのコースを選択し、その希望で取れました。2公演見るというコースがないのが意外だったけど、オフィシャルツアーで参加しつつ2公演見るために21日午前中には台湾に着くコースを選択する人が多かったのかも、というのは現地ホテルで少し聞いた話。

友達は去年のセブチでチケッティング経験済みだし、オフィシャルツアーの2泊じゃ足りないしで4泊5日で自己手配での参戦。

個人的には韓国勢がモリモリ21日22日に台湾でファンミやらコンサートを開催する*1ことに早く気づいてたら早く台湾入りしたのに………という感じなんですが、とはいえ体力的に無理ないスケジュールでよかったという気持ちのが大きいです。友達は台湾に行ってから公演前日にRed Velvetのチケットを取って21日はRed Velvetを見てからクラブイベントを朝まで楽しんでいました。上級者の楽しみ方ですね。

 

出発空港とざっくりとした発着時間枠のコースはあるもののホテルも飛行機の便も不明のまま9月を迎え、東京ドーム公演期間の最中にホテル・便の情報、週末にホテルの詳細・しおりなどが届く形でした。先行通販のグッズは出発1週前に届きました。グッズの先行通販は本当にありがたかった。去年のセブチでも昼の時点で無理!っていう列だったし、やっぱり海外公演は持ってくる量に限界があるのですぐ売り切れるので…

 

海外のチケッティングは基本的にブロックで値段も違うし、取る段階で本当に席を抑える感じなのでどうなるのかと思ったら、オフィシャルツアーが「当日朝にチケットをお渡しします」でアナログデジチケおみくじスタイル。ホテル到着時の説明で「もう席は決まっています。引き換えタイミングで変わることはないので、早くから並んだりしなくて大丈夫です」と言われました。引き換え券はジャニーズチケットなのに、いざ渡されたチケットがシンプルなTix craftのチケットそのままなのもわりと衝撃的でした。台湾公演だとムビチケみたいなカードタイプのチケットとかもあるので、せっかくならそっちがよかったなぁとか思います。現地チケッティングで確実に見えそうな席を一旦確保しつつ、オフィシャルでのチケットで席次第で片方を放出という人もいたのかなという印象ではありますが、それで交渉成立するほど現地でチケットないけど見たいという人がいたのかは謎です。

 

体感として、アリーナの前方は9割8分オフィシャルツアーで抑えられていた席で、アリーナ全体もほぼオフィシャルツアーなんじゃないかなぁ…という感じがしました。自分がアリーナの前方にいたので、北京語での挨拶へのリアクションは自分も含め理解した上でのリアクションはなかったです。あとはスタンド前方にもオフィシャルの人、或いは自分でもチケットを抑えて保険をかけてスタンド席を選んだ人が多くいたのかなという感じがします。物理的距離感は、外周にきたときのスタンド席前方がきっと1番近いだろうなぁって感じだったので、初日を見てそっちを選んだ人もいたんだろうなぁと思います。

友達は現地の台北アリーナでライブを見たことがあるお友達のオススメのスタンドのブロック前方をチケッティング第2段(最初のチケッティングの後に入金がなかったりで開放された席)で確保していました。結果的にそのゾーンに大倉さんが突っ込んでいくというエキサイティングシートでした。

台北アリーナのサイズ感は基本的には横アリくらいで、スタンド席は高め。スタンド席とほぼ水平の高さで作られた外周は2m以上の高さで新鮮だった、というか外周があるアリーナのコンサートが初めてかもしれない。

ステージ正面スタンドが3階くらいまであるんですが、めちゃめちゃ高くてビビりました。たまアリ400Lvより高いくらいのスタンドがあります。せっかくだから上までのぼればよかったんですけど、かなりの勾配だろうと思います。サイドの高いところのスタンドは解放してなかったと記憶していますが、間違ってたら申し訳ない。

 

コンサートは、ツアーと同じOPのVCRから始まるけど、アイドルパートから始まる構成でした。出てきて気づくメンバーの近さ。近っ!!!ってなりますね。特効の少ない横アリ公演もステージと客席の距離感は近いんだけど、台北アリーナはステージの奥行きがない形で、基本的にメンバーの立ち位置がすごく手間でした。多分ドームのムビステよりも奥行きないくらい。最前列でもないのにかつてない臨場感…で、このステージの奥行きがないということにより、バンドの際の大倉さんがめちゃめちゃ近い距離感で見れたというのが個人的に1番インパクトがありました。

あと、ジャニーズはやっぱいいなぁと思えるのはやっぱりステージの背景全面を使った大きなモニターでずっとメンバーを映していてくれるところ。スタンドから見ても表情が伝わるって大きいと思うんだなぁ。

 

I to Uをやってくれたり象をやってくれたりとちょっとずつスペシャルになっていて、トランプマンのコーナーは3つの中国語の字面を見てかっこいいセリフを選べ、という企画に。「1000年に1人のバカです」を選ぶ大倉さん。本人もしっくり来てたけど、そうだね、しっくりだね。

 

コンサート全体として、通訳さんなしで基本的にはMCもフルフル日本語で、という進行だったのが驚いたけど、普通にそういうもんなのかな…セブチを見るときは日本でも台湾でも通訳さんが入っているし、日本でのSHINeeさんとかは自分たちがほぼ日本語でMCをしているので、通訳さんがいらない感じなんですが。錦戸さんの迫真の台湾ギャグ「こんばんは金城武です」もウケもせず台湾の方には普通に「あれ?間違えて覚えた?」って思われるというスベり方だったのも、通訳さんいたらドッカンドッカンだったのでは……みたいな気持ちもありました。一応MCとかは皆いつもよりゆっくり喋ってたと思います。

 

とにもかくにもメンバーが楽しそうだったなーと思います。とくに横山さん。

ズッコケ男道が横山さんメインの曲となって、ツアー始まってすぐはプレッシャーやら何やらあったと思うんですけど、台湾の時はひとりでセンターステージに駆け出してピョンピョンしながら歌ってました。本当に楽しそうだった。その姿をメインステージから見守るメンバーの表情がまたすごくよくて、あぁいいなぁってしみじみしてしました。こうやって横山さんは歌への恐怖心を乗り越えていくんだろうし、きっとあっという間に成長していくんだろうなぁと思います。いつまでもJrみたいに成長を見守れるのが横山担の醍醐味みたいなことを身近な横山担に言われました。

パンぱんだは海外でも圧倒的にウケる曲だな…を実感したり。あれをやれる30代半ばの青年というのがやはり奇跡…丸ちゃんも髭なくなってかわいかった。横山さんが37歳であることが、台湾の人にどれくらい伝わっているのか…あの白くてモチモチしてトゥルトゥルしてるお兄さん37歳だよ!!!最年長だよ!!!って北京語喋れたら伝えたかった。自分の席の周囲は「100も承知だわ」の人しかいなかったけど……

 

ダブルアンコールは曲はなしで、肉声で「ありがとうございました!」だけで終了。開演前終演後のアナウンスも日本語メインだったな…

 

もちろん規制退場という概念もなく、終演後は一斉に外へ。

基本的に穏やかな台湾の方も、このときばかりはタクシー価格をふっかけてきたりするようなので、今後台湾行かれる際はお気をつけください。基本的にはタクシー初乗り安いし最高ですけどね。わたしは今回はタクシー移動しかしていませんでした。地下鉄も本数多いし、バスも多いし、台北は大都会なので公共交通機関は充実してます。

 

公演の時に感じたのは、ここまでくるファンはそれなりに濃い欲求をもってるんだな…ということで、あぁジャニーズのアリーナ公演ってこうだったよね…みたいなうっすらとしたヒリつきを感じて、関ジャニ∞でもやっぱりそういう層がいるよね、と感動してしまったりしました。普段ドームだと客層は幅広いしノリがカジュアルな体感なので。その上自分がK-POP見始めたら海外公演に行くことも国内遠征と同じカジュアルなノリになってしまっていたので、自分のノリがこの場においては少数なのか…と不思議な気持ちになったりしてみました。確かに2年前だったらめちゃめちゃ勇気が必要だったな…と思って不思議だったし、とても見事な巡り合わせだなぁと思いました。

 

異国の公演で、ここまで来てくれる日本のファンがいること、台湾で初めてのライブを台湾在住・或いは近圏の国から見に来ようと来てくれた人がいること、どちらも彼らにとって大きなインパクトになるのかな。インパクトになるといいな。

関ジャニ∞はある意味で演出面でたくさんの装置がなくてもバンドセットがあれば一応公演が出来るグループというのは海外展開を考えるとすごく有利かもしれない。いつでも喜んで飛びます!シンガポールとか!香港とか!よろしくお願いいたします!

 

以下は本当に個人的な話です。

母と海外旅行なんて行く日がくるなんて思ってもいなかったんですね。母が海外へ行ったのは父の生前に1度だけ。そのときは現地のお金も自分で持つことはなく、ひたすら父の行くところへついていっただけだったという感想で、いろんなことがあって、楽しい思い出ではなくて。でも最近は国内でお友だちと旅行へ行くことも増えて、去年から私が海外へ行くようになったから、という経緯があったからこそ行けたと思うし、楽しい思い出で海外旅行を上書きできて本当に嬉しいんです。「次も行くぞー」って帰り際に言ってたし、それもすごく嬉しかった。

いくつになっても、いろんなことへの嫌悪感や恐怖心を、楽しい思い出で上書きさせてもらえるということは、本当にありがたいなと思います。私と母の関係だって、関ジャニ∞がなかったらずっと悪いままだったかもしれないし。自分にとっては、担当って感覚ではないけど、それでもやっぱり関ジャニ∞に感謝してもしきれないな…みたいなことをセンチメンタルに思ったりした台湾でした。

 

ジャニーズの海外公演が、これから増えていくのかはわからないけど、オリンピックに向けて沢山の会場が使えなくなることを考えると海外へ行く可能性はある気がします。

高かろうともオフィシャルツアーで行くのが間違いないのは確かです。日本人のスタッフによるツアーデスクがホテルに作られますし、現地空港からホテル、ホテルから会場への送迎もつきます。オリジナルのアメニティも充実していました。今回の台湾も、個人的には申し込み段階からあり得ないくらい高い!って気はしなかったんですよね。そりゃLCCとゲストハウスで行けば安いんですが、連休は普通に飛行機高いので、LCCじゃない飛行機、それなりのホテルで連休に旅行する+コンサートと思えばそんなに高くないです。今後もやるとしたらきっと連休で、連休内で往復可能なプランがあるだろうと思います。その辺のスケジュール作りはやっぱりジャニーズが最強すぎるな…と思います。

ただ、海外公演の自力手配が不可能ということは基本的にないというのも事実なので。各国には代行業者もいますし。*2最悪現地入りしてからの手配でも複数枚手配から手放す人のチケットを確保できるくらいじゃないかなと思いますが、もちろん自己手配は全て自己責任です。ただ、ライブ以外にもいろいろ観光もしたい!もっと長く滞在したい!とか安く!と思ったら自力手配でも充分楽しい時間を過ごせます。と、一丁前にこんなこと書いてますが、自力で韓国公演のチケットも手配できたことない奴です。自力で掴んだ席で見るコンサートを1度体感したいです。とはいえ、よーいドンで先着ではなくて、一定の日数の間に申し込んでおけば抽選してくれる日本のシステムはありがたいなとも思っています。

 

全く〆らしい〆が見つからないんですが、2018年の秋の関ジャニ∞、東京ドーム公演を含めて、本当に1公演1公演振り幅がすごかったんだけど、どれも楽しかったなーーが本当に1番の感想です。来年も楽しみだなぁって素直に思ってます。

*1:VIXX LR、Red velvet、iKON、SF9、A.C.E

*2:もちろんトラブルもあります。安全か見極めて選ばなきゃいけないけど。